...彼等はそれぞれ家の閾(しきい)を離れた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...閾(しきい)を跨ぎ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...座敷と居間との間の閾(しきい)の処に来て...
田山花袋 「蒲団」
...彼女は閾(しきい)の上に現われた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...豈嗤はざれや(三十七年六月)短歌萬葉は道の直道然れども心して行けおほにあらずして萬葉は兒の手柏の二面に三面四面に八面(おもて)に見よ藍染の衣きる人は藍の如ひいでむとこそ心はあるらめ筍のひでもひでずも萬葉の閾を超えて外に出でざめや明治三十七年一月三十一日長妹とし子一女を擧ぐ...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...しかし彼が閾の上に立ち上るが否や...
長與善郎 「青銅の基督」
...閾(しきい)ぎわに...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...閾を跨いだばかりで直ぐ引っ返すなんて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それでも折り曲げた足の先が閾にさはるほどの端近である...
平出修 「夜烏」
...彼女が閾(しきい)をまたいでから...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...」と冷たい閾(しきゐ)の上に立つた...
眞山青果 「茗荷畠」
...画室の閾(しきい)に立って問うた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...閾のところに小さな一個の小包みを置いて行つた...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...十二月は尤も高し(Americ. Journal of Psychol., I, 3.)これと趣を異にしたるものはニツツアーの人マカリオMacario が病人の夢の検究なり未だ閾を越えて識界に入らざる痛楚...
森鴎外 「夢」
...閾(しきい)のそれ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかしお側御用人のお屋敷は閾(しきい)が高いんでね...
山本周五郎 「落ち梅記」
...「おや?」何か閾(しきい)につかえるものがあって...
吉川英治 「江戸三国志」
...閾際(しきいぎわ)には...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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