例文・使い方一覧でみる「閾」の意味


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...阿Qは今後決して趙家の(しきい)を越えぬ事...   阿Qは今後決して趙家の閾を越えぬ事の読み方
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」

...――ただし趙家の(しきい)だけは跨(また)ぐことが出来ない――何しろ様子がすこぶる変なので...   ――ただし趙家の閾だけは跨ぐことが出来ない――何しろ様子がすこぶる変なのでの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」

...ただこの一本の(しきい)...   ただこの一本の閾の読み方
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」

...伸び上って見ると櫃台の下の(しきい)の上に孔乙己が坐っている...   伸び上って見ると櫃台の下の閾の上に孔乙己が坐っているの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」

...機(はづ)みを喰(く)つて越(しきゐご)しに庭に転げ込んで来るので...   機みを喰つて閾越しに庭に転げ込んで来るのでの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...直ぐ際(しきいぎわ)に膝(ひざ)を衝(つ)いてライカを向けた...   直ぐ閾際に膝を衝いてライカを向けたの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...片脚をすっかり縁側の(しきい)に載せて...   片脚をすっかり縁側の閾に載せての読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...(しきい)の向うに...   閾の向うにの読み方
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」

...際を通る時に、細君は長い寝間着の裾(すそ)をぞろぞろ引(ひ)き擦(ず)って歩くので、その裾が五度に三度までは必ず瓦斯の栓に触(さわ)ること...   閾際を通る時に、細君は長い寝間着の裾をぞろぞろ引き擦って歩くので、その裾が五度に三度までは必ず瓦斯の栓に触ることの読み方
谷崎潤一郎 「途上」

...先づ出入口と押入の際へ行つて匂を嗅いで見...   先づ出入口と押入の閾際へ行つて匂を嗅いで見の読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」

...(しきい)に両手をついたまま彼が門を出てしまうまで...   閾に両手をついたまま彼が門を出てしまうまでの読み方
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」

...私もの所までずり出して其噺を聞いた...   私も閾の所までずり出して其噺を聞いたの読み方
長塚節 「隣室の客」

...彼女がそつと歩みよつた際から言へば...   彼女がそつと歩みよつた閾際から言へばの読み方
平出修 「夜烏」

...暗(やみ)の(しきい)から朧気な夢が浮んで...   暗の閾から朧気な夢が浮んでの読み方
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」

...いくすじとない行列を畳のへりから障子ぎわの(しきい)までつづけていた...   いくすじとない行列を畳のへりから障子ぎわの閾までつづけていたの読み方
室生犀星 「香爐を盗む」

...わが(しきゐ)は汝の訪はぬままに...   わが閾は汝の訪はぬままにの読み方
與謝野寛 「妄動」

...三合だった……飲んでそれから……(しきい)をへだててほろ酔いで床につく……お綱が鬢(びん)を枕へつけながらニッとこっちへ媚(こび)をむける……意味ありそうな...   三合だった……飲んでそれから……閾をへだててほろ酔いで床につく……お綱が鬢を枕へつけながらニッとこっちへ媚をむける……意味ありそうなの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...何もそうにわかに(しきい)をおかなくたっていいだろう...   何もそうにわかに閾をおかなくたっていいだろうの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「閾」の読みかた

「閾」の書き方・書き順

いろんなフォントで「閾」

「閾」の英語の意味

「なんとか閾」の一覧  


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一足跳び   しめつけ   老眼  

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