...「妖女! 閨中美人!」かう云ふ考へが義雄の心に浮んだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...閨房(けいぼう)の暗中の出来事だから...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ここに名を録すにも価せぬ……のその閨に於ける鼻たかだかの手柄話に就いては...
太宰治 「HUMAN LOST」
...こうした閨閣(けいごう)の中へ遠慮もなく入ってくる客の礼儀を弁(わきま)えない行為に対して神経を尖らした...
田中貢太郎 「竇氏」
...またわれ/\の合歡の閨房――之に僞りの盟は掛けず――證者たれ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...マリアムネの死後はサマリアのマルタケが閨房の勢力を独占していた...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...内儀のお蔦は一年孤閨(こけい)を守った上...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...麗人に空閨(くうけい)を十年守らせるとは何事だと...
長谷川時雨 「九条武子」
...旅人は妻が閨なる床(ゆか)に栖む蟋蟀思ふ千屈菜(みそはぎ)の花旅人が留守する妻を思ふ歌の代表的なものの一つに軍王の 山越しの風を時じみ寝る夜落ちず家なる妹をかけて偲びつ といふのがある...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...例の「新婚箱根の一夜」の閨房篇があると聞くが...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...閨(ねや)の上にかたえさしおほひ外面(とのも)なる葉広柏(はびろがしわ)に霰(あられ)ふるなり(能因(のういん))これも客観的の歌に候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...閨(ねや)の上にかたえさしおほひ外面(とのも)なる葉広柏(はびろがしわ)に霰(あられ)ふるなり (能因(のういん))これも客観的の歌に候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...何人か閨房(けいぼう)に派出されたが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...今度のような侮辱を受けながらなお尼にもならず妻として孤閨(こけい)を守っていくことは例もないほど恥ずかしいことに違いないと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...思ひ出にみえなむ夢をさやかにと消さで起きつる閨の灯というのがあるが...
柳田国男 「故郷七十年」
...新夫婦ふたりだけの閨(ねや)の灯となれたのは...
吉川英治 「私本太平記」
...はやくも朝倉家の内争や閨閥(けいばつ)のうるさい事情を観(み)ぬいて諦(あきら)めてはいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...こういう世代の野性の将の閨房は...
吉川英治 「随筆 新平家」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
