...彼は閥族の出身であるため、その企業での地位が高い...
...彼女は閥族の一員として、政治家とのつながりがある...
...飛び入り参加は閥族の者以外は難しいらしい...
...閥族の力を利用して、彼はあのプロジェクトを成功させた...
...閥族の結束力は非常に強く、困難な状況でも互いに支え合っている...
...名の為に実(じつ)を顧みないに至つては閥族(ばつぞく)の横暴も極(きはま)れりだ...
芥川龍之介 「饒舌」
...すべての武士は先ず閥族の名を持つ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...姓――閥族名――源氏――家族名――頼通称――洗礼名にあたるもの――久太郎号――学問上の名――山陽字――追加的学問上の名――子成諱――契約書その他の為の法律的の名――襄戒名――死後の名――私の教示者はこれを知らない*...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...これがいわゆる閥族...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...藩閥とか閥族とかいうものの勢力は...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...閥族の勢力は直ちに瓦解すべきであるが...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...「吾輩が閥族(ばつぞく)政府に覘(ねら)われ、胃腸病で入院中を、閥族に買収せられた青木のために、吾輩の死んだことは、君も知っているはずだ、当時野党の中堅となっていた吾輩を倒して、野党を粉砕したので、予算の大削減にも遭(あ)わず、瀕死(ひんし)の状態にあった内閣の命脈を、一年ぐらい続けたから、閥族としては、彼に爵位を与える位のことは、何(な)んでもなかったさ、そこで、吾輩の復讐となったが、満伊(みつい)商会の支店長となって、米国へ往っていた青木の長男を、女優に迷わせたり、投機に手を出させたりして、会社の金を費(つか)わせて自殺さしたことと、弟の医学士の五つになる小供を殺し、その次に、医学士の神経を狂わして、細君(さいくん)と父親の間を疑わせたりしたことは、あの時、君に話したはずだ」山田は返事のかわりにお辞儀をした...
田中貢太郎 「雨夜続志」
...七 その階級パリーの浮浪少年階級はほとんど一つの閥族である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...コルシカのいわゆるヴェンデッタ(訳者注 コルシカの閥族間に行なわれる猛烈な復讐)はある種の下層社会にはいりこんで一つの法則となっている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...閥族に対する反抗の気運に乗じたので...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...閥族(ばつぞく)のうちでも恐れられていた...
吉川英治 「三国志」
...袁(えん)一門の閥族中には...
吉川英治 「三国志」
...蔡氏の閥族は、劉(りゅうそう)を国主として、これから思うままに政をうごかしたが、時まさに未曾有の国難の迫っている折から、果たしてそんな態勢で乗り切れるかどうか、心あるものは危ぶんでいた...
吉川英治 「三国志」
...蔡夫人などの奸党閥族(かんとうばつぞく)を一掃してしまわれないのですか」日頃...
吉川英治 「三国志」
...閥族(ばつぞく)同士の公然な大贈賄(ぞうわい)というわけだな」「そうですよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そして、結論は、いつも、「閥族政治は、不可(いか)ん」――である...
吉川英治 「平の将門」
...何をするにも――わが娘(こ)の結婚を考えるにさえ――すぐ閥族(ばつぞく)の勢力扶植(ふしょく)へ持って行ったり...
吉川英治 「源頼朝」
...思いきった閥族(ばつぞく)の独占をやったが...
吉川英治 「源頼朝」
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