...大隈重信侯が官僚軍閥に反抗してつくった学校であるから...
浅沼稲次郎 「まあまあ居士の弁」
...われわれ同胞の血がしたたる」とか「一将功成って万骨枯る」とか「早稲田を軍閥に売るな」「学生はしっかりしろ」とかと弥次って研究団の発会式も思うように行かなかった...
浅沼稲次郎 「まあまあ居士の弁」
...姓――閥族名――源氏――家族名――頼通称――洗礼名にあたるもの――久太郎号――学問上の名――山陽字――追加的学問上の名――子成諱――契約書その他の為の法律的の名――襄戒名――死後の名――私の教示者はこれを知らない*...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...門閥も背景もない私が真の独立独歩で芸術に精進することが出来ましたのは...
上村松園 「今日になるまで」
...その顔ぶれは藩閥政治家の交替にすぎず...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...要するにもはや藩閥に立法を逆転するほどの力の失せた証拠ともいえる...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...三菱財閥から各務鎌吉氏をつれて来たりしたのはどういうわけだろうか...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...学閥や時には閨閥のために尚武的攻主同盟を形成し内師弟関係の利害感情によって家庭的淳風を馴致している...
戸坂潤 「社会時評」
...總て既往十餘年間に於ける藩閥政府の議院政略に對しては中心實に感服する能はざるもの多し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...時としては藩閥の忠言者と為りて党人の疑惑を惹き起すことあるべく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の権変の才を竭くして内より藩閥を控制せむとしたるを認むべし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伯は馬上を以て天下を取りたる藩閥の...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...旧財閥筋のさる大会社のれっきとした重役なのである...
服部之総 「望郷」
...その官僚主義も学閥も黄金魔力に毒されてゆく...
宮本百合子 「新しいアカデミアを」
...軍閥の巨頭袁を、立憲共和の新しい中華民国の大総統に推さざるを得なかったことが、最大の過誤であったという意味のことを孫文が述べているそうだ...
宮本百合子 「兄と弟」
...その銀行を動かしている或る財閥を訪問しなければならなかった...
「海流」
...軍閥や財閥の下っぱの所に足を突込んでいただけに...
三好十郎 「猿の図」
...独美の初代瑞仙は素(もと)源家(げんけ)の名閥だとはいうが...
森鴎外 「渋江抽斎」
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