...閣老たちは政治の舞台から退いた...
...彼は閣老の孫で、華族の出身です...
...閣僚たちが閣老のアドバイスを求めて回り、政策の打ち出しを行った...
...閣老たちは大変長寿で、国家の発展に多大な功績を残した...
...閣老たちの生きた時代には多くの政争、内紛がありました...
...それで水野は將軍家慶の御前において閣議をひらき、その説を主張したが、つひに家慶の容れるところとならず、水野は激して「――既に斯く鎖國と決する上は、和の一字は、永劫未來御用部屋に封禁して、再び口外する勿れ、滿座の方々も果して其の覺悟ある乎」と絶叫したので、次席閣老で、家慶將軍の最も信頼厚かつた阿部伊勢守も、雙眼に涙をうかべ、兩掌を膝に支へながら、「委細承知仕りぬ」とこたへたといふ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...閣老阿部伊勢守へ報告した一節であるが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「幕府も、いろいろ手を延して、早く、斉彬公の世にしてと、阿部閣老あたり、それとなく匂わしておるが――一得一失でのう」「一得一失とは」「お前には判らん」百城が廊下へ膝をついて「まだ差立てませぬと、申しておりました」「いかんのう――兵制を改めて洋式にしたので、異国方め、ぶうぶう申しておる最中に、廃止手当を遅らせては――」調所は、国許の反由羅党、反調所党の顔触れを見た時、すぐそれが斉彬擁護の純忠のみでなく、兵制改正、役方任廃に就いての不平者、斉彬が当主になれば出世のできる青年の多いことが目についた...
直木三十五 「南国太平記」
...閣老と御相談した...
直木三十五 「南国太平記」
...藤沢衛彦(ふじさわもりひこ)著『閣老安藤対馬守』の二八一ページ以下に...
蜷川新 「天皇」
...京都所司代(しょしだい)と江戸閣老を斃し...
服部之総 「新撰組」
...十二月十日に白書院で開いた閣老の会議では...
穂積陳重 「法窓夜話」
...安藤閣老を斬ったような暴力が...
山本周五郎 「失蝶記」
...酒井侯はまた幕府閣老のなかでも権勢のさかんな人であるため...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...これは主馬が八王子の「千人同心組」から(もちろん反柳沢派の閣老から連絡があってのことだが)...
山本周五郎 「山彦乙女」
...閣老から通牒(つうちょう)が来ているのであって...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...閣老(かくろう)や側衆(そばしゅう)たりとも甚だしくあつかい難いのである...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...桐壺(きりつぼ)の客(きゃく)一閣老の阿部伊勢守に取り入って今の財産をこしらえたのだと云われる小倉庵(おぐらあん)長次は...
吉川英治 「松のや露八」
...死によいようにわしがしてやる」花ちり・花開く一閣老部屋はひとつの密室でもある...
吉川英治 「宮本武蔵」
...表から閣老部屋へ報告がはいった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「かねて閣老衆にも計り...
吉川英治 「宮本武蔵」
...閣老の一名であろう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...閣老の土井利勝(としかつ)は...
吉川英治 「柳生月影抄」
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