...私もいよ/\身心建直しの関頭にぶつかつた...
種田山頭火 「一草庵日記」
...私は最後の関頭に立つてゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...この関頭を透過しなければ...
種田山頭火 「草木塔」
...ただ一途あるのみの最後の関頭へ私を逐いつめるための宿命であったとすれば...
豊島与志雄 「画舫」
...しかし祖国日本は今生死の関頭に立っているのではないか...
永井隆 「長崎の鐘」
...国民としての最後の関頭に立ちながら...
三好十郎 「猿の図」
...吾人は彼が批評の関頭既に一歩を誤るを知れり...
山路愛山 「明治文学史」
...生死関頭を超克したことに依って...
山本周五郎 「菊屋敷」
...改めて生死関頭を問う必要があると思うか...
山本周五郎 「新潮記」
...生死関頭を訊いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...それを、決戦のまえになって、禅僧の門を敲(たた)き、生死関頭を訊く、などということがあるだろうか...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...関頭に立って名乗りをあげた...
吉川英治 「三国志」
...華々(はなばな)と生死の関頭(かんとう)に...
吉川英治 「新書太閤記」
...その関頭を越えるまでは...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??