...関八州とは、江戸時代に存在した中部地方と関東地方を指す地域名称...
...関八州の歴史に関する書籍が最近注目を集めている...
...「関八州の歌合せ」という歌会が開かれたことがある...
...関東と中部の境目が関八州とされている...
...関八州を舞台にした歴史小説が人気を博している...
...頼朝の関八州をうちて一丸と為さむとするや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...よく関八州を領有し...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...関八州(かんはっしゅう)が急に狭くなったような気がして帰って来たが...
寺田寅彦 「箱根熱海バス紀行」
...関八州の平野の一角が見えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...ならびに関八州を荒し廻った盗賊というのは大方はこの七兵衛の仕業(しわざ)でした...
中里介山 「大菩薩峠」
...源頼朝が召集した関八州の兵(つわもの)が轡(くつわ)を並べて集まりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...頼朝がここに集めた関八州の兵は...
中里介山 「大菩薩峠」
...関八州の水が張りきっているという感じがするね...
中里介山 「大菩薩峠」
...この関八州へ移封されたのだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんしろあの中へ北条氏が関八州の強者(つわもの)八万騎を入れて八カ月を持ちこたえ...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...関八州が封建の世となってこの方数知れぬ武家支配者を迎送しながら...
服部之総 「新撰組」
...大江戸の昔年々の除夜に王子装束榎の下へ関八州の狐が寄りつどつて狐火を燃やしたと云ふ広重浮世絵の光景を説き...
正岡容 「滝野川貧寒」
...古川柳にも「元日に関八州の毛を拾ひ」と王子狐火に材した吟詠がのこつてゐるので...
正岡容 「滝野川貧寒」
...北条早雲が箱根山の頂上で関八州を睥睨して...
正宗白鳥 「空想としての新婚旅行」
...関八州はとてつもないばくだいな損害をこうむる...
武者金吉 「地震なまず」
...五畿内東山道 45%東海道 45関八州 30―40奥州 28羽州 40北陸道 54山陰道 32山陽道及南海道 55西海道 50―――――――――――――○ 42.4%これから古米食込高一二%を入れ戻せば...
森鴎外 「大塩平八郎」
...しかも関八州の農村に...
柳田國男 「水海道古称」
...関八州の盗賊が、すべてといっていいくらい、日本左衛門をかしらに頂いている中で伊兵衛ひとりは、「ふん……青二才が」といった調子で、まだ、あいさつもした事がない...
吉川英治 「江戸三国志」
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