...quack(これは唯間投詞です)と一声叫んだぎり...
芥川龍之介 「河童」
...クオラツクスと云ふ言葉は唯意味のない間投詞ですから...
芥川龍之介 「河童」
...クオラックスという言葉はただ意味のない間投詞(かんとうし)ですから...
芥川龍之介 「河童」
...そのまたロッペを支配しているものは Pou-Fou 新聞の(この『プウ・フウ』という言葉もやはり意味のない間投詞(かんとうし)です...
芥川龍之介 「河童」
...「おや……」何(なん)とか間投詞(かんとうし)を洩らし...
芥川龍之介 「冬」
...語勢を強める為に使用する間投詞を必要としない...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...禅の喝(かつ)のような一種の間投詞で...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...この“久しぶり”という間投詞のような挨拶は...
辰野隆 「記憶ちがい」
...何(ど)うも……』『誰かと思ひし』霰(あられ)の如き間投詞(かんたうし)の互に交(かは)されたる後...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...それに対してホームズは時々質問や間投詞を挟んだ...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...お前はいつも中途半端な間投詞を使ってごまかそうとしてる...
豊島与志雄 「二つの途」
...どっちにも同情したような間投詞が出るので...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...「大丈夫」疑問とも間投詞とも片のつかないその語尾は...
夏目漱石 「明暗」
...私のは特に感情の間投詞として...
萩原朔太郎 「中央亭騷動事件(實録)」
...それも時々(とき/″\)グリフォンの『御尤(ごもつと)も!』と云(い)ふ間投詞(かんとうし)や...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...彼らはそれを間投詞すなわち感嘆詞ふうに用いることを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ユウユウと云ふ流行唄(はやりうた)の二つの間投詞を取つて名づけた二匹の小犬が居て食卓の下で我我(われわれ)の足に突当り乍(なが)らうろうろする...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...間投詞の巧妙な投げ込み方によって...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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