...ここのうちの間取りだとか...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...何処までも職人的で手間取りが目的...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そう云う同じ間取りの家が右にも左にも並んでいたので...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...斯く兎も角と手間取りしが(after all these delays)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...見つけるのに少々手間取りまして――五分...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...この家の間取りの不適当なことも一つの原因であった...
徳田秋声 「黴」
...神尾主膳のいわゆる大奥の間取り調べという事の如きは...
中里介山 「大菩薩峠」
...江戸城の大奥の間取りを見て来てくれ...
中里介山 「大菩薩峠」
...念のため間取りを見ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少しばかり手間取りましたが」平次の觸手(しよくしゆ)は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何分叺八十杯の錢を算へるのに手間取りましたから」「千兩箱を寺へ持ち込んだことは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次はこの間取りを念入りに調べ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...名子と手間取りが四十二人...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...子供心に覺えてゐる家の間取りは頭にあつたが...
室生犀星 「命」
...手間取り職人などのほうが融通のきくものらしい...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...左官の手間取りをしている松さんの細君と...
山本周五郎 「季節のない街」
...自分で手間取りでも始める気になったのだろう...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...お住居(すまい)などの間取りはどんな凝り方か...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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