...同じ間取りの、同じ裏二階の三疊敷だ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...そう云う同じ間取りの家が右にも左にも並んでいたので...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...見つけるのに少々手間取りまして――五分...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...間取りの工合などを...
徳田秋声 「風呂桶」
...わりに広々とした間取りである...
豊島与志雄 「自由人」
...お宅の間取りから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...溝口屋の間取りは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一應間取りの具合を見ましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...少しでも二階で手間取り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八五郎は板戸と角力(すまふ)を取つて暫くは手間取りましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前らは名子か手間取りの分際にひきさがって...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...中へはいって、座敷の間取りや、日当りの工合や、便所や風呂場のあり場所などをしらべてから、台所へはいって見ると、板の間に、あの女の死体がうつぶしになっていて、全身に打撲傷を負い、特に後頭部をひどく打ったものと見えて、髪が血でかたまっており、背中には新しい鋭利な小刀がつきさしてあったというのです...
平林初之輔 「予審調書」
...[#図1、家の間取り図...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...凸形の間取り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大工の手間取りをしていた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...間取りは六帖(じょう)ふた間に...
山本周五郎 「さぶ」
...青年団員に間取りを聞いた吾輩は...
夢野久作 「無系統虎列剌」
...充分の間取りをもって...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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