...四人の人物を描くので大分手間取り...
上村松園 「舞じたく」
...君のうちの家族のことや間取りなんかまで...
江戸川乱歩 「断崖」
...間取りの工合など実用的でなくっても...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...斯く兎も角と手間取りしが(after all these delays)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...においを発見するのに手間取りました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...入口を隔(へだ)てて、左が死体を置いてある部屋、その奥が夫婦の居間で、これは昨夜事件のあったところ、妙な間取りで、座敷か納戸(なんど)を通らなければ、居間から直接お勝手へは出られません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その上間取りの具合でも見たら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...又何とか思案も浮びませう」平次は一應出入口や間取りの工合を見た上...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八五郎は板戸と角力(すまふ)を取つて暫くは手間取りましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...少しばかり手間取りましたが」平次の觸手(しよくしゆ)は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これだけ説明するのもかなり手間取ります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...サトーリスはしばらく手間取りそうだろうから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...肥取屋(おわいや)さんの手間取りなんざあ」さすがに情なさそうな顔をした...
正岡容 「寄席」
...自分の家と間取りから柱の數まで同じい家を弟に建てゝやつたのぢやが...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...凸形の間取り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...新しい家の間取りにつき...
山川方夫 「愛のごとく」
...大工の手間取りをしていた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...青年団員に間取りを聞いた吾輩は...
夢野久作 「無系統虎列剌」
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