...間々(まま)欧文を直訳せる如き語法を交へ...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...間々(まま)聯絡(れんらく)がついている...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...しかも間々(まゝ)膽(きも)を冷(ひや)す程(ほど)のものも來(く)るから...
今村明恒 「地震の話」
...お袋は、それから、なお世間話を初める、その間々にも、僕をおだてる言葉を絶たないと同時に、自分の自慢話しがあり、金はたまらないが身に絹物をはなさないとか、作者の誰れ彼れ(その芝居ものと僕が同一に見られるのをすこぶる遺憾に思ったが)はちょくちょく遊びに来るとか、商売がらでもあるが国府津を初め、日光、静岡、前橋などへも旅行したことがあるとかしゃべった...
岩野泡鳴 「耽溺」
...その合間々々に「書道」を學ぶことは...
海野十三 「海野十三氏の辯」
...本を読む間々(あいだあいだ)には...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...一方を繰り上げて合併で執り行うのは間々ある例で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...琥珀(こはく)さまざまの色に透きつ幽(かす)めるその葉の間々(あいあい)に...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...浪子は病の間々(ひまひま)に幾を相手にその人の衣を縫い...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...そういう話の間々に彼らは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...戸を閉めた商店の間々に...
豊島与志雄 「女人禁制」
...鉄橋と渡船(わたしぶね)との比較からこゝに思起(おもひおこ)されるのは立派な表通(おもてどほり)の街路に対して其の間々(あひだ/\)に隠れてゐる路地の興味である...
永井荷風 「路地」
...却(かえっ)てそれよりも優(すぐ)れていると思われるものが間々出て来た...
「長塚節氏の小説「土」」
...その合間々々に、「さらば青春」の案をねり、鉛筆で書きとめちゃあ清書する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ところで合間々々を狙つて極めて甘い言葉をかけるのだ……「確かに面白い...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...並木の松の間々(あいだあいだ)に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...三四尺の雪に閉ぢこめられて五日も十日も他人の顔を見ずに過す事が間々あるとか...
若山牧水 「木枯紀行」
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