...商品は――可哀想になる位品数のすくないことが間々ある――低い...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...間々鋭い批評を含んだ叙述の筆にも讀者を最後の頁まで導く魅力は確かにある...
石川啄木 「小説「墓場」に現れたる著者木下氏の思想と平民社一派の消息」
...追駈ける樣な家の中の騷ぎの間々に...
石川啄木 「鳥影」
...自然それに画を描かなければならないことが間々(まま)あります...
上村松園 「迷彩」
...其処で仕事の合間々々に私は此の文章を書いて見る気になつたのである...
高浜虚子 「落葉降る下にて」
...その四軒長屋の間々が建てふさがるようになって...
高浜虚子 「丸の内」
...そしてこれらの料理の間々には...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...管絃(かんげん)の合間々々に皆が催馬楽(さいばら)を謡(うた)うのであるが...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...その間々に低い調子のところがあるが...
田山録弥 「自他の融合」
...案ずるに此等の建議案中には間々国家的問題を含めるものなきに非ざれども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...騒々しい笑い声の間々に...
豊島与志雄 「叔父」
...いう懸声の間々に「頼むっ...
直木三十五 「南国太平記」
...却(かえっ)てそれよりも優(すぐ)れていると思われるものが間々出て来た...
「長塚節氏の小説「土」」
...合間々々に同心に報告して居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのスポンジケーキの合間々々に在る姿が...
古川緑波 「甘話休題」
...その間々(あいだあいだ)にはうとうとしていた...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...間々この山獨特の珍しい草木もあるとのことである...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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