...商品は――可哀想になる位品数のすくないことが間々ある――低い...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...著者の告白書「懺悔」及び平民社一派の歴史的事實と間々吻合してゐる點から見て...
石川啄木 「小説「墓場」に現れたる著者木下氏の思想と平民社一派の消息」
...その間々(あひだ/\)から射照らす舊暦八日の月は...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...語学の時間の合間々々にちよい/\意気な姿を見せた...
薄田泣菫 「茶話」
...一方を繰り上げて合併で執り行うのは間々ある例で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そういう話の間々に彼らは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...間々に巷説や逸話を織りこみました...
豊島与志雄 「水甕」
...その間々に叫んでいた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...際限なくつづく瓦屋根の間々(あいだあいだ)に...
永井荷風 「日和下駄」
...又日本文を読み得る或外国人には矢張り現代の青年作家が日本文の間々(あひだ/\)に挿入する外国語の意味が...
永井荷風 「虫干」
...間々巨巖の傍を過ぐ...
長塚節 「草津行」
...歴史上にも間々あることですからね...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その合間々々に、「さらば青春」の案をねり、鉛筆で書きとめちゃあ清書する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...僕はあなたの仕事を毎時間々々々決めることが出來ます...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...この lynch ということは間々ある例だ...
牧逸馬 「双面獣」
...敷き砂の間々には強い蓬(よもぎ)が広がりかえっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その墓の間々へ物見高い近隣の町の者や...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...間々この山獨特の珍しい草木もあるとのことである...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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