例文・使い方一覧でみる「閉」の意味


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...こうしてずっと夜まで押しとおし――旗を収めて門をめるのであるが...   こうしてずっと夜まで押しとおし――旗を収めて門を閉めるのであるがの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「頭髪の故事」

...二人を川股の入っていた室にじこめた...   二人を川股の入っていた室に閉じこめたの読み方
海野十三 「空中墳墓」

...眼をぢて睡(ねむ)つた風をしてゐた...   眼を閉ぢて睡つた風をしてゐたの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...入口がちゃんとまっていないことが窺える...   入口がちゃんと閉まっていないことが窺えるの読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「土色の顔」

...その鉄の錠の下に私を幽し...   その鉄の錠の下に私を幽閉しの読み方
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」

...戸を(とざ)したる商店の物陰に人佇立(たゝず)めば...   戸を閉したる商店の物陰に人佇立めばの読み方
永井荷風 「夜あるき」

...彼女はやさしい蒼ざめた自分の頬をゼウスの顔にさしむけて眼(まなこ)をぢて...   彼女はやさしい蒼ざめた自分の頬をゼウスの顔にさしむけて眼を閉ぢての読み方
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」

...其所(そこ)にも摺硝子(すりがらす)の嵌(は)まつた腰障子(こししやうじ)が二枚(まい)(た)ててあつた...   其所にも摺硝子の嵌まつた腰障子が二枚閉ててあつたの読み方
夏目漱石 「門」

...今の自分はちようど高壓(あつ)電流の通ふ箱(はこ)の中に(と)ぢこめられた人間の樣なものであると考(かんが)へた...   今の自分はちようど高壓電流の通ふ箱の中に閉ぢこめられた人間の樣なものであると考へたの読み方
新美南吉 「坂道」

...めて居ると言っても...   閉めて居ると言ってもの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...ぢたまつげは、深いかげをつくり、まことに憎からぬ風情で妙子は平和な寢姿でゐる...   閉ぢたまつげは、深いかげをつくり、まことに憎からぬ風情で妙子は平和な寢姿でゐるの読み方
林芙美子 「崩浪亭主人」

...彼はドアをぴしゃりとめた...   彼はドアをぴしゃりと閉めたの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」

...路傍の、往来から見通しの家などで、加けに大変行儀の悪い男を相手に酒などを飲むのは、誰だつて口だ、彼だつて、こんな男(自分のこと)と、出来得るならば対坐したくはない――時には彼は、そんなことを思つた...   路傍の、往来から見通しの家などで、加けに大変行儀の悪い男を相手に酒などを飲むのは、誰だつて閉口だ、彼だつて、こんな男と、出来得るならば対坐したくはない――時には彼は、そんなことを思つたの読み方
牧野信一 「鏡地獄」

...女房を呼び出すような戸口も皆じてしまってあったので...   女房を呼び出すような戸口も皆閉じてしまってあったのでの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...それはまったく青春を幽する牢獄でございます***...   それはまったく青春を幽閉する牢獄でございます***の読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...そっと襖をめて...   そっと襖を閉めての読み方
山本周五郎 「あだこ」

...これには曹操も口して...   これには曹操も閉口しての読み方
吉川英治 「三国志」

...家を(と)ざして村中恐怖(きょうふ)におののいている...   家を閉ざして村中恐怖におののいているの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

「閉」の読みかた

「閉」の書き方・書き順

いろんなフォントで「閉」

「閉」の英語の意味

「閉なんとか」といえば?   「なんとか閉」の一覧  


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