...重い閂(かんぬき)を外したりするのは...
芥川龍之介 「報恩記」
...併しそれには閂も錠も無いので...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...窓や扉へ丈夫な閂(かんぬき)をつけなくてはならないと主張するのでした...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...閂(かんぬき)で閉ざしておいたのがなお開きはしないかと恐れるかのように...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...小さな箱の閂子(かんぬき)をはずし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...錠前の閂子(かんし)や...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして門の閂(かんぬき)に双手(もろて)をかけ...
萩原朔太郎 「日清戦争異聞」
...樫の木の閂でいきなり脳天をガンとやられた...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...熊軍団の前で扉を閉め急いで閂を下ろし地面に体ごと倒れこみすすり泣きました...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「羊飼いハイタ」
...閂(くわんぬき)をかけておく方がよろしうございます...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...「裏門に閂を容れて...
牧野信一 「酒盗人」
...R氏が出るやいなや扉を閉めると閂をいれて...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...ドウドウと声をかけながら表門の閂(かんぬき)を外した...
夢野久作 「名君忠之」
...やがて家人が門の閂(かんぬき)を抜いてくれるのを待つもののようです...
吉川英治 「江戸三国志」
...門の閂(かんぬき)をさッさとかって...
吉川英治 「江戸三国志」
...逃げる気だな」喉(のど)に閂(かんぬき)をかけられたまま...
吉川英治 「神州天馬侠」
...閂(かんぬき)をガタガタゆすっていると...
吉川英治 「神州天馬侠」
...荒木流のやわらで首閂(くびかんぬき)という必殺の手である...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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