...門衛さん、入館する人の身分証明書を確認してください...
...私は大学の門衛さんに手紙を出すから、受け取ってもらえますか?...
...門衛さんに通行許可証を発行してもらわないと、このエリアに入れません...
...門衛さん、先日はお世話になりました...
...門衛さん、夜遅くにご迷惑をおかけしました...
...如何に門衛の喇叭の音は刻薄な響を伝へたであらう...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...私はふっと特務機関長のところの門衛の支那兵を思い出したりした...
上村松園 「中支遊記」
...門衛(もんえい)のいますところまで駈けつけて...
海野十三 「赤外線男」
...私はさっき門衛から聞き込んだことを思い合せた...
海野十三 「獏鸚」
...門衛から借りてきた鍵で...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...その黒い影は忽ち門衛に捕まってしまいました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...木挽町(こびきちやう)の蔵相官邸の門衛は...
薄田泣菫 「茶話」
...それでもまだこの門衛の失職する心配は当分なさそうである...
寺田寅彦 「試験管」
...門衛や宿直が――」「ああそうでした...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「株式仲買人」
...門衛が永遠の彫像のように控えていたりするのを...
豊島与志雄 「鯉」
...――ディーニュの市役所の門衛は皇帝からそこに置かれたものであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...見るとひどく栄養のいい憲兵が長いサーベルをガチャガチャいわせて門衛所からとび出して来た...
本庄陸男 「お菜のない弁当」
...かれはロビイで、もう運ぶばかりになっている大量の荷物をみとめて、一人の門衛に、旅立つのはだれだとたずねると、かれがひそかにかくごしていたポオランドの貴族の名を、返事として聞かされた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...門衛のはなしに、このほど新館が落成したので今は陳列品をそちらへ移しかえるため休館になっているということであった...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...彼は今日も新聞を読みに行きたいのをジッと我慢しいしい門衛の部屋に腰をかけながら...
夢野久作 「老巡査」
...群集は門衛に切符を渡し...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...居室に落着いていると、門衛の者が、あわてて、「変なお客が見えましたが」と、主人の意を伺いにきた...
吉川英治 「三国志」
...門衛はそれに敬礼した...
吉川英治 「新・水滸伝」
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