...長駆西上の日将に近きにあらむとす...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...将に長駆して京師に入らむとす...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...彼が粟津の敗死は既に彼が、懸軍長駆、白旗をひるがへして洛陽に入れるの日に兆したり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...寿永三年正月、彼が、股肱の臣樋口次郎兼光をして行家を河内に討たしむるや、兵を用ふること迅速、敏捷、元の太祖が所謂、敵を衝く飢鷹の餌を攫むが如くなる、東軍の飛将軍、源九郎義経は、其慣用手段たる、孤軍長駆を以て、突として宇治に其白旄をひるがへしたり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...北フランスを席捲して長駆マルヌ河畔に進出し...
石原莞爾 「最終戦争論」
...長駆(ちょうく)...
海野十三 「空襲葬送曲」
...長駆カシマ灘(なだ)よりトーキョー湾に進撃し...
海野十三 「空襲葬送曲」
...その時アラビアの侵入軍は破壊したバビロン城砦の付近に陣営を張ったまま長駆してアレクサンドリアを攻略し...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...勝を得た皇帝は長駆ゲルマニア自身へと侵入した...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...東は茨城水海道(みつかいだう)へんまでも長駆した...
宮地嘉六 「老残」
...それがしに追い討ちをおゆるしあれば、長駆追撃して、彼を首とするか、生捕ってくるか、どっちかにします...
吉川英治 「三国志」
...長駆すれば十日で達する距離です...
吉川英治 「三国志」
...なお長駆して洛陽に入ろう」と...
吉川英治 「三国志」
...急に再び兵を発して長駆追ってみたが...
吉川英治 「三国志」
...ここで、思いあわされるのは、ずっと後年ではあるが、その足利尊氏(あしかがたかうじ)が中央に失脚して、楠木正成や新田義貞にもやぶられ、長駆、九州へ逃げ落ちて行ったさい、たちまち鎮西の大勢力が、彼の麾下(きか)にあつまって来たことだ...
吉川英治 「私本太平記」
...長駆(ちょうく)...
吉川英治 「私本太平記」
...ここを立って天王山へ長駆したもの...
吉川英治 「新書太閤記」
...長駆(ちょうく)...
吉川英治 「新書太閤記」
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