...長途バスで大阪まで行くつもりだ...
...長途走行に耐えるために車を整備する必要がある...
...長途旅行でも腰が痛くならないクッションが欲しい...
...長途フライトで疲れないように機内エクササイズをする...
...長途ドライブは楽しいが、運転中に疲れないように注意が必要だ...
...シロオテは長崎から江戸までの長途を駕籠(かご)にゆられながらやって来た...
太宰治 「地球図」
...またもや遠くに霞む椅子をめざして新しい長途の歩行に発足するだけだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...長途の旅行に疲れたという風であった...
田山花袋 「蒲団」
...今は年もとった上に何分長途のことであるから...
中里介山 「法然行伝」
...蕭殺として淋しい山路は身が引き緊まる樣な氣がして長途の割合には疲勞も無く...
長塚節 「痍のあと」
...あわれタオルも大した長途の旅をしたわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...けだしこの長途の橇道(ロング・トレイル)では罐詰は夢に見るようなものであつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...長途の山の旅をねぎらうのでありました...
吉川英治 「江戸三国志」
...「鞍馬(あんば)長途の馳駆(ちく)...
吉川英治 「三国志」
...まだまだ歓ぶところにはゆきません」「いや、彼の退却は、長途の疲れを、無理してきたためで、計ではなかろう」「では、試みに、趙雲を出して、挑(いど)んでごらんなさい」次の日、趙雲が進んで、挑戦してみたが、曹操の陣は、唖(おし)の如く、鳴りをしずめたきり動かない...
吉川英治 「三国志」
...獄裡(ごくり)の辱はしのぶとするも、長途、沿道の民草のあいだを、法師輿(ほうしごし)にひとしい物などに乗っては行けん」とあって、どうしてもお立ちにならない...
吉川英治 「私本太平記」
...松平勢はかなりの脚速(きゃくそく)で長途を殺到したばかりなので...
吉川英治 「新書太閤記」
...それと共に、玄蕃允は、使いをして、「夜来、長途を来て、今暁からの合戦にて、兵馬は大いに疲れておるゆえ、今夜は、当所において夜を過ごす覚悟...
吉川英治 「新書太閤記」
...――行くてに待つ運命も長途の苦も忘れて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...長途(ちょうと)の勅使を寿(ことほ)ぎまつる大玄関に...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...――ずいぶん書いてきたような長途の感を覚えたが...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...長途の仕事はくるしいにきまっている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...果て知らぬ――また測り知れぬ人生のこれからの長途へ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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