...有名な随筆家には、鴨長明や吉田松陰がいます...
...枯野抄の作者は鴨長明です...
...僕などよりもちょっと偉かった鴨の長明という人の書いた本ですよ...
芥川龍之介 「本所両国」
...矢張り鴨の長明が有為転変を儚なみて浮世を観ずるような身構えをしておる...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...同じ心持で清少納言や鴨長明(かものちょうめい)を読み...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...鴨長明巡歴記云(所要)此山の傍に...
高木敏雄 「比較神話学」
...鴨社の氏人菊大夫長明入道...
太宰治 「右大臣実朝」
...さうして長明入道さまを将軍家のお歌のお相手として御推挙申し上げたのでございましたが...
太宰治 「右大臣実朝」
...鴨の長明さまと言へば...
太宰治 「右大臣実朝」
...鴨の長明入道さまの事ばかり...
太宰治 「右大臣実朝」
...長明入道さまの言ひ方に従へば...
太宰治 「右大臣実朝」
...ぶしつけな事を申し上げたあの鴨の長明入道さまも...
太宰治 「右大臣実朝」
...その十月には鴨の長明入道さまにお逢ひになり...
太宰治 「右大臣実朝」
...鴨長明(かものちょうめい)の方丈記を引用するまでもなく地震や風水の災禍の頻繁(ひんぱん)でしかも全く予測し難い国土に住むものにとっては天然の無常は遠い遠い祖先からの遺伝的記憶となって五臓六腑(ごぞうろっぷ)にしみ渡っているからである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...「長明の思想は佛教の輪説(りんねせつ)の影響を受けた厭世思想だと思ひます...
南部修太郎 「猫又先生」
...然し『方丈記』に現れた處では長明の思想は不徹底です...
南部修太郎 「猫又先生」
...*102人麿を、紫式部を、鴨長明を、西行を、芭蕉を、西鶴を、彼らのいずれをもわれわれは狂人と呼びはしまい...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...きょうはなにげなく長明寺のほうへ曲りますと...
久生十蘭 「黄泉から」
...よく読んでみますと鴨の長明の方丈記の英訳なんで...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...筆者の鴨長明は、その時代を生きて通った人間の一人であるから、まちがいのないことであろう...
吉川英治 「随筆 新平家」
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