...長十郎といふ二人の息子があるが...
薄田泣菫 「茶話」
...舶来のドリアンより玉川から小母さんの背負ってくる長十郎の方が口に合う...
野村胡堂 「胡堂百話」
...「東海坊ぢやないか」永村長十郎が續きます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...掛り同心永村長十郎...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...永村長十郎も「東海坊の弟子どもや世話人一統は追っての御沙汰を待つように」と不気味な言葉を残して引揚げました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...長十郎・翫右衛門・薄田研二・エンタツ・アチャコ・京町・三益に僕...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...内藤長十郎が報謝と賠償の唯一の道として全意志を傾けて忠利から殉死の許可を獲て...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...長十郎に「末期(まつご)が近うなったら...
森鴎外 「阿部一族」
...長十郎はそれをかけた...
森鴎外 「阿部一族」
...長十郎は掻巻(かいまき)の裾(すそ)をしずかにまくって...
森鴎外 「阿部一族」
...「それはいかんぞよ」こう言って忠利は今まで長十郎と顔を見合わせていたのに...
森鴎外 「阿部一族」
...その過(あやま)ちを償(つぐの)わなくてはならぬと思い込んでいた長十郎は...
森鴎外 「阿部一族」
...長十郎は衣服を改めて母の前に出て...
森鴎外 「阿部一族」
...ご免をこうむってちょっと一休みいたしましょう」こう言って長十郎は起って居間にはいったが...
森鴎外 「阿部一族」
...長十郎は「ううん」とうなって寝返りをしただけで...
森鴎外 「阿部一族」
...長十郎は目をさまさない...
森鴎外 「阿部一族」
...長十郎は心静かに支度をして...
森鴎外 「阿部一族」
...此の一党の人々から受ける感じはこの人は長十郎氏であるとか...
山中貞雄 「雑録」
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