...長剣を使って敵を倒す...
...彼女は美しい銀の長剣を持っていた...
...昔話に出てくる、魔法の長剣のようなものだ...
...銃よりも長剣を選ぶ派の人もいるらしい...
...国宝に指定された、鉄製の古代の長剣が展示されていた...
...彼は屡長剣を按じたり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...北軍三百を魚鱗に備へ長剣をかざして...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...彼処(かしこ)に房のついた長剣がある...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...さすがによく手入れが届いて明晃々(めいこうこう)たる長剣五寸横手四寸の業物(わざもの)です...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの長剣短身の男の行方もどうやら気になる...
中里介山 「大菩薩峠」
...柳田はついにその長剣を背中へ廻して...
中里介山 「大菩薩峠」
...その中の一つは柳田平治の長剣によって切って四段とされたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...短躯長剣の柳田なにがしという青年を一人拾い...
中里介山 「大菩薩峠」
...「拙者は、田山白雲先生から頼まれまして、二人の人を送ってまいりました」「それはそれは、御苦労さまでございます、どうぞ、それからお上りくださいませ」無名丸の方でも、篝(かがり)を焚き、梯子を投げかけてくれたものですから、その時バッテイラの舳先にいた短身長剣の男が、櫓(ろ)を控えてテレきっているマドロスを促して、「マドロス君――君さきに上り給え、そうだ、萌(もゆる)さん――君、マドロス君、萌さんをおぶって上り給え」「キマリ悪イデス」マドロスが、いやに尻込みするのを、短身長剣が、「きまりがいいも悪いもない、君、そのままで萌さんをおぶって、早く上り給え」「デハ――もゆるサン……」マドロスが無恰好の背中を向けると、毛布を頭からすっぽりかぶったままの兵部の娘を、短身長剣が押しつけるようにして、マドロスの背中にたけると、やむことなく、それをおぶい、それにおぶさって、二人はまずバッテイラから本船に乗り移る...
中里介山 「大菩薩峠」
...長剣が恋(こい)しくはないかい...
中島敦 「弟子」
...「えーッ」キヌをさくようなはげしい気合とともに、又八郎の長剣は、風をきってまっこうから天魔太郎の頭上にくだりました...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...長剣(サーベル)と二挺の鉄砲が懸っているだけで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...壁には長剣の十字を切つて飾りとなし...
牧野信一 「鬼の門」
...はや腰なる長剣を抜いて...
吉川英治 「三国志」
...彼が自慢の小豆長光(あずきながみつ)の長剣をわしは眼で見たいなどとはゆめ思わない...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして彼が垂直にして持ち捧げていた長剣には...
吉川英治 「新・水滸伝」
...長剣物干竿を諸手(もろて)に振(ふ)りかぶっていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...櫂の木剣は、正眼(せいがん)に持たれ、物干竿の長剣は、上段に返っていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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