...長ずるに及んで、いよいよこの犬の無能が暴露された...
太宰治 「畜犬談」
...欧羅巴(ヨーロッパ)洲の兵学に長ずるに辟易(へきえき)して...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...「輳合調和に長ずる」ことや...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...宮廷的攻略に長ずるに至ては...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...惡口に長ずる批評家は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一は最も立法に長ずる所以なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其早晩自由党の大問題と為るに至る可きは自然の数なり今や自由党の現内閣に対する不平漸く長ずるを認むるに於て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その業に長ずる者は...
福沢諭吉 「学問の独立」
...おのおのその長ずるところにしたがい...
福沢諭吉 「学問の独立」
...その漸く長ずるに及んでかへつて早く北条氏のために嫉(ねた)まれ終に刺客の手に斃(たお)れしなり...
正岡子規 「病牀譫語」
...長ずるに及(および)て必ず頑(がん)...
箕作秋坪 「教育談」
...茶山より長ずること四歳だからである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...茶山は南畝より長ずること僅に一歳で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小説に長ずる大詩人は果して生ずべからざるか...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...苦は進化と共に長ずる...
森鴎外 「妄想」
...万一長ずるに従って末頼もしげに見えるようなことがあれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...長ずる者は少なし...
山路愛山 「詩人論」
...また長ずるに及んでは...
吉川英治 「三国志」
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