...悪魔が鐙(あぶみ)をふんまえて立ちあがり...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...鐙(あぶみ)に足がひっからまった儘引きずられて死んだ人達の話が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...破鐙坂東有一堂(やれあぶみざかのひがしにいちどうあり)...
泉鏡花 「一景話題」
...武蔵鐙(むさしあぶみ)...
泉鏡花 「薄紅梅」
...皇帝は半ば鐙(よろい)の上に立ち上がった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鐙小屋(あぶみごや)へいらっしゃるのでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...鐙小屋(あぶみごや)の神主でも祓(はら)いきれまいよ」二人は...
中里介山 「大菩薩峠」
...鐙小屋の神主が蓑笠(みのがさ)でやって来たのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...朗かに鐙小屋の神主さんの笑いが響き渡りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...せり上って来る熊谷次郎の髪も菊の花でできた鐙も馬もいちように小刻みに震動しながら...
宮本百合子 「菊人形」
...」その目いろは最早や疑いもなかったため、弥吉は、鐙櫃に、にわかにさいはいを入れはじめた...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...ああ落日の空の下の一きわ高い彼等の歌!(一九一八年十月大鐙閣刊『ぬかるみの街道』に発表 一九二〇年十月新潮社刊『百田宗治詩集』を底本)...
百田宗治 「夕暮の別荘地に歩み入る兵士達」
...馬をはなせ!」鐙(あぶみ)をなげて馬の口取をしたたかに蹴る...
山本周五郎 「死處」
...馬の鐙(あぶみ)をすえ直していた一人が...
吉川英治 「江戸三国志」
...鐙(あぶみ)に立って...
吉川英治 「三国志」
...一門の騎士(きし)が鐙(あぶみ)をならして秘(ひ)をあらそい...
吉川英治 「神州天馬侠」
...踏まえた宝鐙(あぶみ)には...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ひとしく鐙(あぶみ)からのび上がって...
吉川英治 「源頼朝」
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