...元禄の頃の陸奥(むつ)千鳥には――木川村入口に鐙摺(あぶみずり)の岩あり...
泉鏡花 「一景話題」
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伊良子清白 「孔雀船」
...片足はその鐙(あぶみ)に蹈み入れて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...この鐙小屋までは...
中里介山 「大菩薩峠」
...鐙小屋(あぶみごや)の神主が来たのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...鐙小屋の神主さんは...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの鐙小屋の神主様がね...
中里介山 「大菩薩峠」
...鐙小屋(あぶみごや)の神主殿の面(かお)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...この承鐙肉(あぶみずり)は内側にならなけりゃいかん...
中里介山 「大菩薩峠」
...しのぶの里月の輪のわたし瀬の上佐藤荘司(しょうじ)が旧跡飯坂(いいざか)の湯桑折(こおり)の駅伊達の大木戸鐙摺(あぶみずり)...
中里介山 「大菩薩峠」
...いやいや名代の武蔵鐙(むさしあぶみ)に紫手綱(たづな)でござりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...鐙(あぶみ)さえはずせる事なき勇士も...
夏目漱石 「薤露行」
...鐙櫃(あぶみばこ)のほこりを鳥毛さいはいで...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...鞍(くら)や鐙(あぶみ)を置くことくらい卑しむべきことはないので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...半三郎はすばやく来て轡を取り鐙(あぶみ)を押えた...
山本周五郎 「菊千代抄」
...間もなく鐙(あぶみ)と腰との調子が決まつたらしい...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...その黒駒の鐙(あぶみ)や...
吉川英治 「江戸三国志」
...ろくな具足師も鐙師(あぶみし)もいないようだ...
吉川英治 「私本太平記」
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