例文・使い方一覧でみる「鐙」の意味


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...厚い渋紙の表紙をかけた「大久保武蔵(おおくぼむさしあぶみ)」を読んでいました...   厚い渋紙の表紙をかけた「大久保武蔵鐙」を読んでいましたの読み方
芥川龍之介 「手紙」

...破坂東有一堂(やれあぶみざかのひがしにいちどうあり)...   破鐙坂東有一堂の読み方
泉鏡花 「一景話題」

...武蔵(むさしあぶみ)...   武蔵鐙の読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...此(こ)のしたゝかなるとばかりでも一寸(ちよいと)(あぶみ)は窪(くぼ)ませられる...   此のしたゝかなるとばかりでも一寸鐙は窪ませられるの読み方
泉鏡太郎 「怪力」

...(あぶみ)の雉子(きじ)のもゝのまがりめ二(ふた)ツ三(み)ツに張砕(はりくだ)けたり...   鐙の雉子のもゝのまがりめ二ツ三ツに張砕けたりの読み方
泉鏡太郎 「怪力」

...正岡子規が平家物語のなかの宇治川のくだりを詠んだ歌にぬばたまの黒毛の駒の太腹に雲解の波のさかまき來る飛ぶ鳥の先きをあらそふもののふのの袖に波ほとばしる宇治川の早瀬よこぎるいけじきの馬の立髮浪こえにけりなどいふ傑作を私は常に愛誦してゐるのである...   正岡子規が平家物語のなかの宇治川のくだりを詠んだ歌にぬばたまの黒毛の駒の太腹に雲解の波のさかまき來る飛ぶ鳥の先きをあらそふもののふの鐙の袖に波ほとばしる宇治川の早瀬よこぎるいけじきの馬の立髮浪こえにけりなどいふ傑作を私は常に愛誦してゐるのであるの読み方
今井邦子 「雪解水」

...片足はその(あぶみ)に蹈み入れて...   片足はその鐙に蹈み入れての読み方
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」

...要するに此の撥法を七字で説明して居ります...   要するに此の撥鐙法を七字で説明して居りますの読み方
内藤湖南 「弘法大師の文藝」

...小屋(あぶみごや)の神主の退却した時を以て一次会が終り...   鐙小屋の神主の退却した時を以て一次会が終りの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...この承肉(あぶみずり)は内側にならなけりゃいかん...   この承鐙肉は内側にならなけりゃいかんの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...小屋の神主はけろりとして...   鐙小屋の神主はけろりとしての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...小屋の神主が蓑笠(みのがさ)でやって来たのです...   鐙小屋の神主が蓑笠でやって来たのですの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...弁信は小屋の神主と相伴うてこの白骨の宿を出てしまいました...   弁信は鐙小屋の神主と相伴うてこの白骨の宿を出てしまいましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...足乗せぬ(あぶみ)は手持無沙汰に太腹を打って宙に躍る...   足乗せぬ鐙は手持無沙汰に太腹を打って宙に躍るの読み方
夏目漱石 「幻影の盾」

...鞍(くら)や(あぶみ)を置くことくらい卑しむべきことはないので...   鞍や鐙を置くことくらい卑しむべきことはないのでの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...片(かたあぶみ)でもさしつかえないふうに見えた...   片鐙でもさしつかえないふうに見えたの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...高氏もすぐ(あぶみ)を踏む...   高氏もすぐ鐙を踏むの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...(あぶみ)に足の届いていない伊織の体は...   鐙に足の届いていない伊織の体はの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「鐙」の読みかた

「鐙」の書き方・書き順

いろんなフォントで「鐙」

「鐙なんとか」といえば?   「なんとか鐙」の一覧  


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