...鐙(あぶみ)が短かったので...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...鐙(あぶみ)の真中(まんなか)が其(そ)のシツペイのために凹(くぼ)んで居(ゐ)た――と言(い)ふのが講釈(かうしやく)の分(ぶん)である...
泉鏡太郎 「怪力」
...)弟 桐城 張祖翼 逖先未定艸風雨共帰舟、言従海外遊、鐙明孤塔遠、風圧片帆遒、海水平如砥、客心間似鴎、他年応相済、莫漫説欧洲...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
......
伊良子清白 「孔雀船」
...ドッガーのくれた鐙(あぶみ)にぶら下って私は降りた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...車の横木に繩(なわ)を結わえてそれを鐙(あぶみ)みたいに下にたらし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...竜之助は目的の鐙小屋(あぶみごや)へ行くことを忘れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...鐙小屋(あぶみごや)ですか』と...
中里介山 「大菩薩峠」
...ズンズンと鐙小屋の方へ引っぱって行きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは鐙小屋(あぶみごや)の神主さんです...
中里介山 「大菩薩峠」
...この上の無名沼(ななしぬま)のほとりの鐙小屋(あぶみごや)というのにいる神主でござんすよ」「ははあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...鐙小屋(あぶみごや)の神主殿の面(かお)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...騎馬隊の鐙(あぶみ)のそばに整列した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...鐙は座敷の真中まで進んで...
牧野信一 「籔のほとり」
...またしばしば騎手が足を鐙(あぶみ)の力皮に絡(から)まれながら落馬した時...
南方熊楠 「十二支考」
...鐙櫃(あぶみばこ)のほこりを鳥毛さいはいで...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...馬をはなせ!」鐙(あぶみ)をなげて馬の口取をしたたかに蹴る...
山本周五郎 「死處」
...さしもの張飛も鐙(あぶみ)に無念を踏んで...
吉川英治 「三国志」
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