...やはり鏘然(そうぜん)と床(ゆか)に落ちた...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...鏘々として響くは松韵...
高山樗牛 「瀧口入道」
...盾のもなかの浮彫を打てば鏘然鳴りひゞく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...鏘然と流れ落ちていることに変わりないのである...
中井正一 「美学入門」
...着想を紙に落さぬとも鏘(きゅうそう)の音(おん)は胸裏(きょうり)に起(おこ)る...
夏目漱石 「草枕」
...喋舌(しゃべ)る事においては乙組中鏘々(そうそう)たるものである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...その鏘々たる先生が...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...私達は鏘然たる喉をあつめて...
牧野信一 「武者窓日記」
...その声鏗鏘(こうそう)として聞く者耳を欹(そばだ)つ...
正岡子規 「俳諧大要」
...誰が見ても硬派中の鏘々(そうそう)たるものである...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...草摺(くさずり)のひびきや馬蹄の音が鏘々(しょうしょう)と...
吉川英治 「上杉謙信」
...火華は鏘々(しょうしょう)と...
吉川英治 「三国志」
...鏘々(そうそう)と剣甲をひびかせて...
吉川英治 「三国志」
...鬼将軍の夜も鏘々(しょうしょう)と鳴る心事に反し...
吉川英治 「新書太閤記」
...鏘然(しょうぜん)として火を降らした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...双方の鍔(つば)へ――鏘然(しょうぜん)として...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...鏘然(しょうぜん)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...鏘然(しょうぜん)と光って出ると...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??