...図‐295図‐296火事が鎮った時...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...加(くわ)うるに文明精巧(せいこう)の兵器(へいき)を以てして尚(な)お容易(ようい)にこれを鎮圧(ちんあつ)するを得ず...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...いっこうに鎮(しず)まらず...
太宰治 「女神」
...そこは洞庭のうちになった楚江の富池鎮(ふうちちん)であった...
田中貢太郎 「竹青」
...世に慈鎮和尚の著とも云い...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...室鎮雄(むろしずお)と署名されたその手紙の文句は...
徳田秋声 「爛」
...やがてその大波は鎮まった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...鎮静剤ばかりでなしに...
豊島与志雄 「自由人」
...乙の町内では鎮守の獅子頭を振り立てるものがあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...これまた文鎮(ぶんちん)にした...
夏目漱石 「永日小品」
...硯(すずり)箱、経机、文鎮、手筥――と手に従って削って焚きましたが、いずれも駄木で、ただキナ臭いだけの話、新しい香、佳い香と漁り抜く丈太郎は日と共に懊悩を重ぬるばかりでした...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...まだ恐怖の鎮まらぬらしい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...発作がまったく鎮まったのは三日めの夜半過ぎであった...
山本周五郎 「菊千代抄」
...どうしても鎮めることができなかった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...やがてそのようなあらゆる感情が雲のように湧き起るのをやっと押し鎮めて...
夢野久作 「暗黒公使」
...清風鎮の街中の三叉路(さんさろ)に佇(たたず)んで...
吉川英治 「新・水滸伝」
...元の鎮台大路(ちんだいたいろ)の一門内へかつぎ戻されてしまった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...一百二十四流れの鎮天旗まで...
吉川英治 「新・水滸伝」
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