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淺井洌 「県歌 信濃の国」
...突然フランシスは慄(ふる)える声を押鎮めながらつぶやいた...
有島武郎 「クララの出家」
...この人若いに似合(にあわ)ず沈着(おちつい)た質(たち)ゆえ気を鎮(しず)めて...
関根黙庵 「枯尾花」
...そして永代橋の西半分を焼いて翌朝になって鎮まった...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...鎮南浦の安重根というんです...
林不忘 「安重根」
...ドリデントブロバリントノクターントハ鎮痙剤デハナク睡眠剤デアル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...鎮静しかけた病気が...
中里介山 「大菩薩峠」
...鎮西八郎為朝(ちんぜいはちろうためとも)が...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...鎮西から奥州まで...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...ひっそりと鎮まりかえっていた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...看守の気も鎮っていた...
宮本百合子 「刻々」
...ブルブル顫(ふる)えるような身体を一そう鎮めてながめているうち...
室生犀星 「不思議な国の話」
...それが鎮まると立っていって...
山本周五郎 「日本婦道記」
...それを押し鎮(しず)めますと...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...蝋燭だのいうものを用意しておく事であったろうと思われるが……それから呉一郎は家中が寝鎮(ねしず)まるのを待って母屋へ忍び込んで...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...一方の重鎮たる存在です...
吉川英治 「三国志」
...非常に強い印象を義鎮に与えた...
和辻哲郎 「鎖国」
...このように領主の義鎮はガゴたちをひきとめようとし...
和辻哲郎 「鎖国」
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