...鎧戸(よろいど)には心張棒がかってあった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...外側に粗末な板の鎧戸がかけてあった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...鎧戸(よろいど)のようになった二重の唇は...
海野十三 「俘囚」
...それから最期にヘレン・ストーナの聞いた金属音(これは鎧戸の棒が元のところに戻った音かもしれぬが)...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...外から鎧戸を無理にこじ開けようと手を尽くした...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...それに鎧戸は塗り換えたばかりだし...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...窓にはすっかり鎧戸が下りていた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...とある店先のショーウィンドウの鎧戸(よろいど)が引き上げられる...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...家の鎧戸がすっかりおろされているのを見た...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...「鎧戸が閉めてはありましたが下してなかったので中の電気でわりによく室内が見えました...
浜尾四郎 「死者の権利」
...部屋の窓には大きな鎧戸がある外に鉄の格子が張ってあった...
モーリス・ルブラン Maurice Leblanc 婦人文化研究会訳 「探偵小説アルセーヌ・ルパン」
...この鎧戸は二つとも半分ほど開いていた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...近寄ってみると鎧戸(よろいど)があいて...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...鎧戸もしまっていた...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...鎧戸の固定法は――縁には疾うの昔に失われた奇妙な蝶番があったことが伺えた――様々であり――厚い朝顔口の外側のことも内側のこともあった...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...お天道(てんとう)様のかげんなんですよ」「鎧戸(よろいど)が閉めてあっても?」「閉めたことはありませんもの」――彼女は言う――「真っ暗がりは気味がわるくってね...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...空(むな)しく時間をつぶして、人影のない通り、閉めてある鎧戸、そのほか、生なき物体を照しているに過ぎない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...もろ手で必死に鎧戸をたたきはじめた...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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