...而して頼朝が甘じて反臣伝に録せらるゝをなさざりし所以にあらずや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...鴎外漁史の「舞姫」が国民之友新年附録中に就(つい)て第一の傑作たるは世人の許す所なり...
石橋忍月 「舞姫」
...彼はその犯罪記録が私の小説の材料として多額の金銭価値を持つものだと主張し...
江戸川乱歩 「悪霊」
...この記録書翰類が決して嘘偽りを書き立てたものでないということを...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...軒小録(ゆうけんしょうろく)...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...アウグスティヌスが懺悔録を書きつつあった時にも...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...韻に從つて書籍を分ける署名目録を作り...
内藤湖南 「支那目録學」
...一ヶ月ばかりして半紙に毛筆で清書した目録一冊を見せてくれた...
永井荷風 「来訪者」
...」岩田は再び怪夢録の偽書本をわたくしの方に向けて...
永井荷風 「来訪者」
...これは記録に残っている最古のこの種の探検であろう...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...)〔訳註1〕『教区記録簿』は第二版では『死亡表』とある...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...数学講議録の発行等に全力を集中するようになった...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...記録のこと、しらべました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...故不録」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「三月既望墨水堤花下歩月」の七絶は後に考拠に資すべきものがあるから、此に採録する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...古くはまた大陸に記録を止(とど)めた最初の交通は...
柳田国男 「海上の道」
...特に文字に録しておく力もなく...
柳田国男 「雪国の春」
...忠実に土地の所伝を録している...
柳田国男 「雪国の春」
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