...彼女は「錦繍心肝」の持ち主で、弱音を吐かずに頑張っている...
...「錦繍心肝」を持っている人は、自分の感情をうまくコントロールできる...
...この試験に合格するためには、まさに「錦繍心肝」が必要だ...
...彼は「錦繍心肝」を持っていないため、ストレスに弱くなりやすい...
...「錦繍心肝」があれば、どんな環境でも落ち着いて対処できる...
...又着る人もなく裁(た)たれた錦繍(きんしゅう)のようだ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...其肆頭の書籍は世間の虚栄を増長せしむる錦繍綾羅(りょうら)と違って...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...一瀑あり、高さ三四丈、錦繍の間に、一筋の白布を懸く...
大町桂月 「赤城山」
...ここに錦繍(きんしゅう)の楽土が織り出されているのであります...
高浜虚子 「俳句への道」
...又その錦繍の装束があまり輝き過ぎて縹渺の気韻を殺してゐる...
高村光太郎 「能の彫刻美」
...錦繍の戸帳(とちやう)...
高山樗牛 「瀧口入道」
...衣服調度ことごとく金銀錦繍に非ざる無く...
太宰治 「右大臣実朝」
...それは文選に見ゆる張衡の四愁詩に、美人贈我錦繍段...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...王は錦繍の蓐に凭つて...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...錦繍(きんしゅう)のしとねを...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...己のためにはどんな錦繍にも...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...また錦繍(きんしゅう)を着てはいけない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...綾羅錦繍(りょうらきんしゅう)の裡(うち)に侍(かし)ずかるる貴婦人がお里を怪しまるるそもそもの理由も...
夢野久作 「鼻の表現」
...厚い綿と錦繍(きんしゅう)にくるまれて...
吉川英治 「三国志」
...錦繍の栄衣(えいい)をいただいたものの...
吉川英治 「三国志」
...錦繍(きんしゅう)の美衣...
吉川英治 「三国志」
...錦繍(きんしゅう)のしとねがおかれた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...錦繍(きんしゅう)の椅子(いす)であった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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