...『絵ならおもしろい錦絵がそこにある...
鷹野つぎ 「虫干し」
...」「西洋錦風...
太宰治 「めくら草紙」
...下に見える村をたしか錦浦と言つたと記憶して居る...
田山録弥 「春雨にぬれた旅」
...最後の場面でおつたが取り落とした錦絵(にしきえ)の相撲取(すもうと)りを見て急に昔の茂兵衛のアイデンティティーを思い出すところは...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...并齎レ詔賜二金帛錦刀鏡采物一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...それから錦画もその頃盛んに行われたが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...田之助は私が藩地にいる頃より継母方の伯母の山本が江戸から持帰った錦絵や番附でよく知っていて何だか見ずと贔負に思っていたのであるから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...錦の袋に入れられた太刀(たち)であり――一筋のそれ矢が射出した獲物としては抜群なる手柄であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...この席に入つた錦太郎の顏色は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...擬(まが)ひものゝ蜀紅(しよくこう)の錦の打敷も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...錦子と孝子が逢えば...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...錦子が、北斎(ほくさい)の描いたという楊貴妃(ようきひ)の幅(ふく)が気に入って、父にねだって手に入れた時、それにあう文字を額にほしいと思って、『文選(もんぜん)』や『卓氏藻林(たくしそうりん)』や、『白氏文集(はくしもんじゅう)』から経巻まで引摺(ひきず)りだして見たが、気に入った句が拾いだせないので、疳癪(かんしゃく)をおこし、取りちらかした書籍(しょもつ)を、手あたり次第に引っつかんで投(ほう)りだしたとき、ふとした動機で桜津が思いちがいをしたのだった...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...姑(しゅうとめ)およしお婆さんの頭越しに錦子を睨(にら)めつけた...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...読売の谷村錦一と同じ社の論説の宮崎と二人を誘ひ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...新見錦(しんみにしき)という人の手に属しておった...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...瑞仙は錦橋の通称で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...当時の錦絵や石版画に...
山本笑月 「明治世相百話」
...錦小路(にしきこうじ)の北...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??