...鍵を閉める前に必ず錠前をかけましょう...
...錠前が壊れてしまったので、交換しなければならない...
...この部屋の錠前は古いので、新しいものに変えよう...
...錠前には鍵が必要なので、紛失しないようにしましょう...
...鍵穴に合わせて鍵を回すと、錠前が解除される...
...さしもの厳重な錠前も...
海野十三 「蠅男」
...とすると、蔵の外の錠前を、蔵の中にある鍵でどうして閉めることが出来たのであろう...
江戸川乱歩 「悪霊」
...そこにはいつも厳重に錠前が卸(おろ)してあって...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...もとは錠前破りの盗賊が考え出したことです...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...お城の門の錠前にはまる鍵がどうしても作れませんでした...
鈴木三重吉 「黄金鳥」
...彼は錠前屋と一しょに君の来るのを待っているでしょう...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...錠前は氷のように冷たかった...
田中貢太郎 「黄燈」
...そのころどこかからもらった高価な舶来ビスケットの箱が錠前付きのがんじょうなブリキ製であったが...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...錠前をしらべにだけ來られたわけでも……」彼は興奮する一方どうやら狼狽ぎみで...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...しかしその錠前は外側についていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その錠前は、壁にはられてる壁紙の模様の最も暗い色どりの中に隠されていて、ちょっと見てはその鍵穴も見えないくらいだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...誰に断ってその錠前を開ける」曲者は一刀を脇構えに叱咤(しった)しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...錠前屋を呼んで來て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...錠前の処へはお寺から頂いて来たお水でも振り掛けて置きましょう...
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」
...文庫の錠前の工合が悪くなつたやうだ――旅から帰つて来た母が...
牧野信一 「余話」
...何より先に金箱の錠前を改めた...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...うちの内儀さんときては大切な金庫(かなぐら)のかけがえのない錠前だわい...
矢田津世子 「神楽坂」
...手のこんだ錠前へ鍵(かぎ)を突っこんでみる...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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