...他の人々は下の錘に結びつけられ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...長い糸のはしにつけた錘(おもり)を海の中に投げ込む...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...身体の他の部分にも別の錘(おもり)をつけましょう...
海野十三 「海底都市」
...鉤には誰かが河豚(ふぐ)にでも切られたらしい釣鉤と錘具(おもり)とが引つ懸つてゐるばかしで鱚らしいものは一尾(ぴき)も躍(をど)つてゐなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...(之を錘り石と呼ぶ)(第四)質(しつ)の粗(あら)き丸石にして凹所(おうしよ)を有する者...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...手を中心として錘りを振り廻らすなり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...その先端の綿の繊維を少しばかり引き出してそれを糸車の紡錘の針の先端に巻きつけておいて...
寺田寅彦 「糸車」
...笹村は錘(おもり)のかかったような気を引き立てて...
徳田秋声 「黴」
...錘をたぐり上げている...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼(かれ)は灰(はひ)を掻(か)き集(あつ)めて處々(ところどころ)圓錘形(ゑんすゐけい)の小山(こやま)を作(つく)つた...
長塚節 「土」
...網はこの紡錘状に配置された浮標から水中に垂れ下っているのであって...
中谷宇吉郎 「大謀網」
...しかしながら底が深く、測量の重い錘が、岩礁にまでずつと屆いて居るのである...
萩原朔太郎 「本質的な文學者」
...古(ふる)い勾玉(まがたま)はたいてい一方(いつぽう)あるひは兩方(りようほう)から圓錘形(えんすいけい)に近(ちか)い孔(あな)が開(ひら)いてをり...
濱田青陵 「博物館」
...沈錘は長い間反抗して...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...錘(おもり)のついた綱をおろす...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...紡錘はビイビイ唸り...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...妾には当時大金なりける五十銭紙幣に重錘(おもり)をつけて投げ与えけるに...
福田英子 「妾の半生涯」
...内部(なか)に錘玉(おもり)の付いたマヤカシ骰子(ざい)と言う事実を存じておりまするのは今の処...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
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