...鋪石の歩道を歩くのは気持ちがいい...
...この街は鋪石が美しく、観光客に人気がある...
...鋪石を敷き詰める作業は大変だ...
...鋪石をはがすのに時間がかかった...
...この通りは鋪石で舗装されている...
...鋪石に觸るゝ劍の音あるごとに...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...道路同様に鋪石してある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...自分にそっくりの人間とここで二人だけでこの鋪石(しきいし)の上に立っているなんて...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...その場所にはさっきのあの哀れな父親が鋪石(しきいし)の上に俯向になってひれ伏していて...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...門内には鋪石(しきいし)など布(し)かって...
徳田秋声 「黴」
...鋪石(しきいし)の間から一滴一滴とそこにしたたる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...地下には固い鋪石...
萩原朔太郎 「宿命」
...もとより我等のかたらひはいとうすきびいどろの玉をなづるがごとしこの白き鋪石をぬらしつつみどり葉のそよげる影をみつめゐれば君やわれやさびしくもふたりの涙はながれ出でにけり...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...みよあめつちにみづがねながれしめやかに皿はすべりてみ手にやさしく腕輪はづされしが眞珠ちりこぼれともしび風にぬれてこのにほふ鋪石(しきいし)はしろがねのうれひにめざめむ...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...まるで壁や鋪石道や街路に白麻の手巾でも撒きちらしたよう...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...鋪石道を往き復(かへ)りした...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...がら/\云ふ車輪を鋪石の上にやらないやうに云つておいたから外側にゐるかも知れないが――驛傳馬車の馭者に支度をするやうに云つて下さい...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...私の主人は鋪石(しきいし)の上を歩きり...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...そして次の瞬間鋪石の上に打碎かれて倒れてゐました...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...鋪石は、生い茂った草のためにその道床から押しのけられて、でたらめにごろごろしていた...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...やつと人ひとり通れるか通れないかぐらゐの鋪石を殘して...
堀辰雄 「CARTE POSTALE」
...……大きな四角な鋪石を敷き詰めた広い廊下に...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...残り物と云えば出口の鋪石(しきいし)の上に賊どもが取り落して破したものらしいこんな象牙の破片が落ちていました...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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