例文・使い方一覧でみる「鋩子」の意味

...白い象牙の鋩子（ぼうし）を伸べる... 白い象牙の鋩子を伸べるの読み方
久生十蘭「ノンシャラン道中記」

...孫次郎は鋩子（ぼうし）さがり... 孫次郎は鋩子さがりの読み方
山本周五郎「おもかげ抄」

...刹那！「えい！」と叫んで孫次郎が鋩子尖（さき）を外す... 刹那！「えい！」と叫んで孫次郎が鋩子尖を外すの読み方
山本周五郎「おもかげ抄」

...火焔鋩子（ぼうし）の返りが切先（きっさき）長く垂れて水気（みずけ）が滴（したた）るよう……中心（なかご）に「建武五年... 火焔鋩子の返りが切先長く垂れて水気が滴るよう……中心に「建武五年の読み方
夢野久作「冥土行進曲」

...月光をチカッと射る鋩子（ぼうし）の先から... 月光をチカッと射る鋩子の先からの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...まぎれもない大刀の鋩子（ぼうし）です... まぎれもない大刀の鋩子ですの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...真剣の鋩子（きっさき）より鋭く見えた竹杖の先に... 真剣の鋩子より鋭く見えた竹杖の先にの読み方
吉川英治「剣難女難」

...彼の鋩子（きっさき）が一寸さがれば一寸... 彼の鋩子が一寸さがれば一寸の読み方
吉川英治「剣難女難」

...さすがにその計りがたい鋩子（きっさき）へ... さすがにその計りがたい鋩子への読み方
吉川英治「剣難女難」

...剣把（けんぱ）から鋩子（ぼうし）までを俯仰（ふぎょう）すれば... 剣把から鋩子までを俯仰すればの読み方
吉川英治「三国志」

...氷（こおり）のごとき鋩子（きっさき）の破片（はへん）... 氷のごとき鋩子の破片の読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...鵜首作（うくびづく）りの鋩子（きっさき）に特徴のある太刀の相（すがた）は――まず相州系（そうしゅうけい）... 鵜首作りの鋩子に特徴のある太刀の相は――まず相州系の読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...はばきから鋩子（ぼうし）まで... はばきから鋩子までの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...その鋩子（きっさき）から虹のように血を噴（ふ）き... その鋩子から虹のように血を噴きの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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