...鋤(すき)鍬(くは)を借りて来て...
芥川龍之介 「煙草と悪魔」
...鋤(すき)と鍬(くわ)だ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...二二 鋤を持つている神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...持(もち)たる木鋤(こすき)にて和尚を掘(ほり)いだしければ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...そしてそれをたがやすのに牛を使用するより自分で鋤を入れたほうが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...仕事のあいまの杖には鍬か鋤によりかかり...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...がそれは冷たいコチリという音がして鋤の尖(さき)にぶつかって手毬のようにコロコロと転がりさま一同の方へ歯をむき出した...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...これなる鋤(すき)と鶴嘴(つるはし)とを取上(とりあ)げました...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...年齢のあらゆる皺の中に鋤き込まれてからまた現れて来ているのは...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...あいつはとても鋤きに出て来やしないだろうと思っていた...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...三イワンは畑をたった一畝残したきり、鋤き返しました...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...更生の意気に燃えて北辺開拓の鋤をふるっているという話もある...
中谷宇吉郎 「荒野の冬」
...さびれた鋤道(すきみち)を歩いていると...
原民喜 「美しき死の岸に」
...祖父は鋤を持つて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...鋤を取り落してしまつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...匙鋤(ロパータ)をロパトウスだの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
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牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...元の鋤へ逆転してもうどうしてもその原始的な器具をはなさず...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
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