...舳は唐鋤みたいで...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...未だ鍬鋤を棄て得ない商人...
石川三四郎 「吾等の使命」
...そこで慌てて鋤を投げ出し...
魯迅 井上紅梅訳 「白光」
...近隣(あたりとなり)の人をもよび集(あつ)め手毎(てごと)に木鋤(こすき)を持て(木鋤を持は雪に埋りし雪吹たふれの人をほりいださんため也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...木鋤(こすき)にてはからず屋上(やね)を損(そん)ずるあり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...農家(のうか)にては木をけづりて鍬鋤(すきくは)のたぐひ農具(のうぐ)を小さく作りてもちばなの枝にかくる...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...土おこしにはひと組の家畜と一人の人を雇わなければならなかったが鋤は自分でもった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...朝日が美しく野の農夫の鋤(すき)の刃に光る...
田山花袋 「少女病」
...片手(かたて)でマレイの鋤(すき)に...
フョードル・ドストエフスキー 神西清訳 「百姓マレイ」
...入り口には四輪の荷車があり、葎(ホップ)の茎の大きな束や、鋤(すき)や、生籬(いけがき)のそばに積んである乾草など、そして四角な穴には石灰がけむっており、藁戸(わらど)の古い納屋のそばにははしごが置いてあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鋤と鍬で開いた土地は...
中里介山 「大菩薩峠」
...鋤(すき)鍬(くわ)もって五穀をつくるのが人間の本筋だって...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...自分で一梃(ちょう)の鋤(すき)を取り...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...今や鋤(すき)にすかれて近くの町々を養いつつあり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...鋤(すき)鍬(くわ)を鍛冶から借りて使う農家も多かった...
柳田國男 「食料名彙」
...父は山畑に鋤踏(すきふ)みに出ており...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...五千の鋤鍬部隊は...
吉川英治 「三国志」
...公孫勝以下の道士が鋤(すき)鍬(くわ)をもって掘ってみると...
吉川英治 「新・水滸伝」
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