...今更(いまさら)武骨者の銘打つたる鐵卷(くろがね)をよそにし...
高山樗牛 「瀧口入道」
...人が「純真」と銘打つてゐるものの姿を見ると...
太宰治 「純真」
...其頃から僕の思想はプラグマチズムとはいはないで象徴主義と銘打つてゐた...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...何しろフアイヤガンと銘打つてあるんですから...
徳田秋聲 「フアイヤ・ガン」
...そこには純粹の北京料理だとか廣東料理だとか銘打つたのもあつたが...
南部修太郎 「阿片の味」
...お成道の元祖と銘打つ黒焼舗は亥の年の地震にもまた今次の兵火にも焼かれたに...
正岡容 「山の手歳事記」
...それをマルクスが形而上學的と銘打つて排斥した當のものである...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...「楽(らく)」と銘打つ作の如き...
柳宗悦 「工藝の道」
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