例文・使い方一覧でみる「深底」の意味
スポンサーリンク...誤植を訂正し引用欧文の訳解を増補せしのみ著者の拠る所は人性深底の経なり... 
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...我ら意志の深底より世と世の総（すべて）を捨去（すてさり）てのち始めて我らの心霊も独立し世も我らのものとなるなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...何時（いつ）か良人（りょうじん）が余の心の深底（しんてい）を悟らん時もありぬべし...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...魂の深底においてヨブは神の独子（ひとりご）を暗中に求めて...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...三折（みつをり）の深底（ふかぞこ）の方にまだ這入つてゐた...
夏目漱石 「それから」
...三折の深底の方にまだ這入っていた...
夏目漱石 「それから」
...宇宙の深底に潜む不可知なもの……僕に迫つて来るものははてしなく巨大なもののやうだつた...
原民喜 「鎮魂歌」
...宇宙の深底に潜む不可知なもの……僕に迫って来るものははてしなく巨大なもののようだった...
原民喜 「鎮魂歌」
...精神の海の暗い深底部の岩礁に獅噛みついてゐるのではないか...
原民喜 「火の子供」
...厚い深底部にあるこんな青少年を...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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