...彼は私の好意を謝しながら自ら立って銀襖を開け放ち...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「むかでの跫音」
...古色を帯びた銀襖(ぎんぶすま)があって...
中里介山 「大菩薩峠」
...共に墨絵の波頭を腰に描いた銀襖で仕切られている...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...本郷の若竹の銀襖を...
正岡容 「寄席行燈」
...銀襖(ぎんぶすま)や絵襖などの...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...三十分経(た)つ――一時間経つ――冷やかな銀襖(ぎんぶすま)に秋の日が暮れかけて...
吉川英治 「松のや露八」
...床の間や銀襖(ぎんぶすま)をひかえた客間の応対と変りもなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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