...遙か對屋(たいや)に沿うて樓上樓下を照せる銀燭の光...
高山樗牛 「瀧口入道」
...卓上の銀燭(ぎんしょく)は青烟(せいえん)を吐(は)き...
太宰治 「竹青」
...銀燭が青い焔を吐きだしたところで...
田中貢太郎 「賈后と小吏」
...「紅袖當莚銀燭開...
永井荷風 「十年振」
...銀燭(ぎんしょく)を前に...
夏目漱石 「草枕」
...銀燭(ぎんしょく)の耀(かがや)きもまばゆく思う...
夏目漱石 「野分」
...かけ連ねた銀燭の中に...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...美酒と佳肴(かこう)と数十基とも知れぬ銀燭(ぎんしょく)と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...眩(まば)ゆいばかりの銀燭に照らされて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...眩(まばゆ)いばかりの銀燭に照されて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...銀燭台の蝋燭の灯翌日の九月の十二日は諸聖祭(トドロス・サントス)の日で...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...古い銀燭台(ぎんしょくだい)の蝋燭(ろうそく)が...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...豪華銀燭台(ぎんしょくだい)のろうそくが食卓をやわらかく照らし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...今宵(こんしょう)銀燭を列(つら)ねし栄耀(えいよう)の花...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...正面の席の左右へ銀燭が据え置かれると...
吉川英治 「剣難女難」
...内は無数の銀燭(ぎんしょく)にかがやいて...
吉川英治 「私本太平記」
...そこの銀燭(ぎんしょく)のまたたきをちらと...
吉川英治 「新書太閤記」
...金屏(きんびょう)銀燭のまえに...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索