...「正眼で見て話してください」...
...「正眼で相手を見て、自分の意見を述べましょう」...
...「正眼で向き合うことで、相手との信頼関係が生まれます」...
...「正眼でのコミュニケーションが大切です」...
...「正眼で話を聞くことで、相手の気持ちを理解しやすくなります」...
...正眼(せいがん)の睨(にら)み合いを続けて居りました...
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...堂々と正眼に構えて太刀を合せたんだから……」「つまらねえこというな...
犬田卯 「瘤」
...主(しゆ)はかの君を恐(おそれ)無(な)く正眼(まさみ)に見つゝ語りなむ...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「歌よ、ねがふは」
...明りを」監物はそう云いながらも刀を正眼にかまえて少しも油断しなかった...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...御山を汚した以上、御山の罰を受けるということも承知であろう――」「天童、貴公の説法は、了えんでいかん――さあ、参れ」一人が、八郎太へ、正眼につけた...
直木三十五 「南国太平記」
...正眼に構え直した...
直木三十五 「南国太平記」
...一刀を正眼(せいがん)に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それへ直れ」大柄の一人は早くも入口を塞(ふさ)いで大上段に振り冠り、小柄の一人は、一刀を正眼に、平次のうしろからジリジリと迫ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...正眼(まさめ)で見たからは……」「正眼で?……見たとは...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...正眼(まさめ)に生きて泳ぐところを江戸のまンなかで見られようとは思っていませんでしたよ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...然(しか)る後フト正眼(せいがん)を得てさて観ずれば...
二葉亭四迷 「浮雲」
...)「僕一時精神的に革命を受け始めてゲエテの如きトルストイの如き巨匠を正眼に見得たりと信ぜし時あり...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...「う、うむ」と、平馬の息が、引きしまって、上段が、正眼に下ったが、「やあッ!」と、誘って大刀をきらめかす...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...吉村は既に上段を正眼に構え直していて...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...刀を正眼につけたままぐいぐいと進み出...
山本周五郎 「薊」
...また芝の正眼寺へかよって禅もまなんでみた...
山本周五郎 「菊千代抄」
...と帆平がどなり返し「さあ来い」と云って高正眼(たかせいがん)に構えた...
山本周五郎 「花も刀も」
...正眼からそろそろと上段へ変ってゆく...
吉川英治 「剣難女難」
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