...彼は鉄面皮だから、批判されても動じない...
...鉄面皮の彼女には、一度も謝罪したことがない...
...鉄面皮の政治家ですね、あの人は...
...彼は鉄面皮のセールスマンで、断られても商品を売りつけようとする...
...鉄面皮の態度に、周りの人たちはうんざりしていた...
...かつその上に今少し鉄面皮(てつめんぴ)であったなら...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...この作品に題して曰(いわ)く「鉄面皮」...
太宰治 「鉄面皮」
...そのとおり鉄面皮の愚作者なのだ...
太宰治 「鉄面皮」
...あたしは、ちっとも、鉄面皮じゃない...
太宰治 「火の鳥」
...いったいどこから出てきたのか? 恒星の鉄面皮を有するその戦いの新参者は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その比喩(ひゆ)はいかにも鉄面皮であって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そうまで鉄面皮(てつめんぴ)というものにはなれません...
中里介山 「大菩薩峠」
...全くないんです」と鉄面皮に言訳がましい事をぬかした...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...牛鉄面の牛鉄心と云うのがある」「そうして君はその標本と云う訳かね」「そうでもない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...さすがに鉄面皮の加十も狼狽赤面してウロウロと椅子から立上りかけると...
久生十蘭 「魔都」
...さすが鉄面皮(てつめんぴ)の乃父(だいふ)も答うるに辞(ことば)なく...
福沢諭吉 「日本男子論」
...否定するとは大した鉄面皮だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...鉄面皮の所長から何も引き出せなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...鈍感とも鉄面皮とも判断つかない笑顔で金とプラチナの歯を光らしながら...
「海流」
...鉄面皮な連中がとかくでっち上げたがるあんなばかばかしい嘘八百はやめようじゃありませんか」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...来られない道理だ! いかに鉄面皮(てつめんぴ)でも...
吉川英治 「江戸三国志」
...鉄面皮な使者は、少しも怯(ひる)まず、「そこです...
吉川英治 「三国志」
...誰と誰ですか」「鉄面孔目(こうもく)の裴宣(はいせん)...
吉川英治 「新・水滸伝」
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