...牛島の弘福寺といえば鉄牛(てつぎゅう)禅師の開基であって...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...この向島名物の一つに数えられた大伽藍(だいがらん)が松雲和尚の刻んだ捻華微笑(ねんげみしょう)の本尊や鉄牛血書の経巻やその他の寺宝と共に尽(ことごと)く灰となってしまったが...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...進んでは「鉄牛入石」の型が現われ...
中里介山 「大菩薩峠」
...鉄牛寺(てつぎゅうじ)の本堂の上あたりでククー...
夏目漱石 「一夜」
...禅語に鉄牛面(てつぎゅうめん)の鉄牛心(てつぎゅうしん)...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...初め鉄牛の門をおとずれたが『美人すぎるから駄目駄目』と断わられ...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...後から降りかけていた鉄牛の車兵は...
吉川英治 「三国志」
...鉄牛の李(り)なんていわれて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お名まえは」「百丈村の鉄牛を知らねえのか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ひとつ、当ててみないか、偽(にせ)鉄牛、いやさ偽(にせ)李逵」「何だと、偽李逵だと」「だって、よくこのつらを見てくれよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...俺の在所も百丈村、あだ名は鉄牛、もひとつの名は、黒旋風の李逵っていうんだ」「ひぇっ」「おもしろい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そのお声は」「李逵だわな! 鉄牛がいま...
吉川英治 「新・水滸伝」
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