...鉄気のものを水の中へ投げさえすれば助かるんで...
谷崎潤一郎 「紀伊国狐憑漆掻語」
...鉄気(かなけ)のある水を透(す)かして見た時のようにきらきらと光る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
......
正岡子規 「俳諧大要」
...勝利は次第に人間の方に帰し蛇の婿は刺された針の鉄気に制せられ...
柳田国男 「山の人生」
...殆(ほと)んど干上(ひあが)りかかった鉄気水(かなけみず)の流れが...
夢野久作 「木魂」
...――土と鉄気(かなけ)のある土地なら...
吉川英治 「山浦清麿」
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