...敵は見ン事鉄嶺以北に退却した...
石川啄木 「雲は天才である」
...鉄嶺では金がなくてとうふばかり食っていた...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...鉄嶺を逃げ出し上海に流れた...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...旅順の陥ると共にまた奉天から鉄嶺を越して...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...二小蒸気(こじょうき)を出て鉄嶺丸(てつれいまる)の舷側(げんそく)を上(のぼ)るや否や...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...この倹約は鉄嶺丸に始まって...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...大きさは鉄嶺丸(てつれいまる)とほぼ同じぐらいに思われるが...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...見ていると鉄嶺丸が刻一刻と後(うしろ)から逼(せま)って行くのがよく分る...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...同じ鉄嶺丸に余の乗っている事を聞いて...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...先刻(さっき)鉄嶺丸で知己(ちかづき)になった沼田さんである...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...鉄嶺丸(てつれいまる)が大連の港へ這入ったときまず第一に余の眼に...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...おい鉄嶺(てつれい)へは降りるのかと聞いて...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...あの野戦病院から鉄嶺に送られた時は...
北條民雄 「間木老人」
...安東ホテル門前と一行(向つて右より張則民君・寛・晶子・佐藤・満鉄某君・加藤)内蒙古途上のオボ四平街へ途中駅では鉄嶺に下りて見ないのを遺憾に思つた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...案内書に由れば鉄嶺の城市は柴河の南にある...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...満鉄は満蒙の将来の開発のため、猶此外に、鄭家屯、鳳凰城、得利寺、海竜城、黒山屯、長春、遼陽、鉄嶺、湯崗子等に農場試験地や牧場等を経営してゐるが、此地のが最も大きな規模を備へてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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