例文・使い方一覧でみる「鈴蘭」の意味

...鈴蘭のやうな薔薇（ばら）の花... 鈴蘭のやうな薔薇の花の読み方
上田敏上田敏訳「牧羊神」

...始めて馬も喰はぬといふ鈴蘭に赤い綺麗な実があるのもみた... 始めて馬も喰はぬといふ鈴蘭に赤い綺麗な実があるのもみたの読み方
小穴隆一「又三郎の学校」

...鈴蘭（すずらん）や忍冬（すいかずら）が恵みをたれるのみで... 鈴蘭や忍冬が恵みをたれるのみでの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...その中に真白な鈴蘭（すずらん）を茎ごと漬けた... その中に真白な鈴蘭を茎ごと漬けたの読み方
夏目漱石「それから」

...鈴蘭の簇（むら）がる上に浮かした... 鈴蘭の簇がる上に浮かしたの読み方
夏目漱石「それから」

...裏の山から腕いっぱい花を抱（かか）えて帰ってくる看護婦に分けて貰（もら）って薬罎（くすりびん）にさした竜胆（りんどう）や鈴蘭（すずらん）などの小さな花の香（かお）りをかぎながら... 裏の山から腕いっぱい花を抱えて帰ってくる看護婦に分けて貰って薬罎にさした竜胆や鈴蘭などの小さな花の香りをかぎながらの読み方
堀辰雄「恢復期」

...裏の山から腕いつぱい花を抱へて歸つてくる看護婦に分けて貰つて藥罎にさした龍膽や鈴蘭などの小さな花の香りをかぎながら...
堀辰雄「恢復期」

...鈴蘭（すずらん）にみんな青い実（み）ができたころでした... 鈴蘭にみんな青い実ができたころでしたの読み方
宮沢賢治「貝の火」

...大将（たいしょう）が鈴蘭（すずらん）の実（み）を集（あつ）めるなんておかしいや... 大将が鈴蘭の実を集めるなんておかしいやの読み方
宮沢賢治「貝の火」

...「鈴蘭（すずらん）の実（み）を集（あつ）めておくれ」と言（い）いました... 「鈴蘭の実を集めておくれ」と言いましたの読み方
宮沢賢治「貝の火」

...夕方（ゆうがた）までに鈴蘭（すずらん）の実（み）をたくさん集（あつ）めて... 夕方までに鈴蘭の実をたくさん集めての読み方
宮沢賢治「貝の火」

...けれども実（み）をとられた鈴蘭（すずらん）は... けれども実をとられた鈴蘭はの読み方
宮沢賢治「貝の火」

...お家の前で鈴蘭（すずらん）の実（み）を天日（てんぴ）にほしておりました... お家の前で鈴蘭の実を天日にほしておりましたの読み方
宮沢賢治「貝の火」

...鈴蘭は変貌をしません... 鈴蘭は変貌をしませんの読み方
與謝野晶子「晶子詩篇全集拾遺」

...仄かな鈴蘭の香の中で... 仄かな鈴蘭の香の中での読み方
與謝野晶子「晶子詩篇全集拾遺」

...服毒した鈴蘭を、今も憐んで云ふ、押花になつてくればよかつた... 服毒した鈴蘭を、今も憐んで云ふ、押花になつてくればよかつたの読み方
與謝野晶子「晶子詩篇全集拾遺」

...佐藤さんは鈴蘭を摘まれた... 佐藤さんは鈴蘭を摘まれたの読み方
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

「鈴蘭」の読みかた