...鈍才だから勉強に時間がかかる...
...彼はスポーツは上手いが、鈍才と呼ばれるところがある...
...鈍才な人も、努力をすれば上達することができる...
...入試の結果、鈍才と呼ばれた生徒が一番高い点数を取った...
...鈍才ならではの努力を認めて、成功を手に入れた人も多い...
...私は鈍才だといふわけだね...
太宰治 「清貧譚」
...まして私のような鈍才無学の者には...
太宰治 「惜別」
...まんまと自分の鈍才ぶりやばかさかげんや...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...つまり鈍才でも資本主義的市民権を有っている子弟だというので...
戸坂潤 「社会時評」
...鈍才はいくら勉強しても上級学校に入学すらできない...
永井隆 「この子を残して」
...鈍才の日本の一山林官が...
林芙美子 「浮雲」
...だから鈍才の者に理窟を習わすは...
南方熊楠 「十二支考」
...鈍才無能の私です...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...性來の稚拙や鈍才を...
吉川英治 「折々の記」
...なお御不足かの」「生れつきの鈍才(どんさい)とみえまする」「ははは...
吉川英治 「剣の四君子」
...碌々(ろくろく)たる鈍才孔明ごときが...
吉川英治 「三国志」
...由来無学鈍才な自身を研(みが)くことに...
吉川英治 「新書太閤記」
...とにかく孜々(しし)として鈍才に鞭(むち)打ち...
吉川英治 「親鸞」
...何にしても、この先は、筋(テーマ)として、応接にいとまのないほど、次々の事件と波瀾をもっているので、その点、書きよくもあり、書きがいのある気もするのですが、なにしろ広汎な人と時のうごきを、微力なペンに再現しようとするには、ともすれば、鈍才の嘆と、研究のおろそかなど、正直、まぬがれえません...
吉川英治 「随筆 新平家」
...鈍才だから」「鈍才も尊い...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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