...怒氣を帶びたる詞...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...騎者(のりて)は背後なる我を顧みて詞をかけたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...八 はやし詞...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...大祓の祝詞を讀むの聲...
大町桂月 「箱根神社祈願の記」
...そう云う月並な形容詞を連ねたのでは果してどれほどの美女であったのか明らかでない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...(Brass の『古代ギリシヤ語發音』(一八九〇年英譯)に詳説がある)一般に外國の固有名詞の發音は難題である...
土井晩翠 「「イーリアス」例言」
...又五年寛文戊申大通詞に陞る」とあつて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...新柳二橋(しんりゅうにきょう)の歌妓両花道に並んで褒詞(ほうし)を述べたる盛況は久しく都人の伝称せし所なりけり...
永井荷風 「桑中喜語」
...鳴海という固有名詞であびせかけられたのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...これも「あたみ」をするということで、動詞で「あたみ、あたむ、あため」と活用するものでありますが、それが名詞になって「あたみ」になり更に「あたん」と転じたものでしょう...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...云ひかけられた詞の意味がすぐに了解しにくかつた...
平出修 「計画」
...その他動詞、助動詞、形容詞にも蕪村ならでは用いざる語あり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...独語にプファールデン(嘶(いなな)く)てふ動詞があったと憶(おも)う...
南方熊楠 「十二支考」
...魚のえらからエライという形容詞を転成するような事も世間にないと限らず...
南方熊楠 「十二支考」
...しばらくは詞(ことば)をかけかねていたのである...
森鴎外 「阿部一族」
...詞(ことば)が縺(もつ)れたりしたものだ...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...だから口語の變遷即ち言語變遷には何の關係も無くして「得せしむ」と云ふ詞が生じて來た...
森鴎外 「假名遣意見」
...わざわざ人を挑(いど)んで詞尻(ことばじり)を取って...
森鴎外 「護持院原の敵討」
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