...宮川氏のやうに悲しさうな詞(ことば)を料理場の油虫よりも沢山並べ立てて呉れる...
薄田泣菫 「茶話」
...此等16個の「作用詞」は何れも簡單な有形の動作を表はすもので...
高田力 「ベーシック英語」
...千年の間に二十回とか三十回といえばやはり稀有(けう)という形容詞を使っても不穏当とは云えないし...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...しかし「彼は新らしきものを追及する氣力がない」と大通詞西吉兵衞について感じた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...お前はいつも中途半端な間投詞を使ってごまかそうとしてる...
豊島与志雄 「二つの途」
...世子にも度々詞を交されて親しくなって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...それでも助手はお前の詞のすべてを氣にも留めないやうにかう數へて...
南部修太郎 「疑惑」
...私はそのまま詞を途切つて海を眺めてゐた...
「修道院の秋」
...誠に毒心を包蔵せるのなりといひしは実に当れる詞(ことば)なるべしと評した斎藤緑雨を...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...彼は実際いろんな助辞や副詞をはさんで言葉を潤飾した...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...」亨一はふり落つる涙を払つて詞をつづけた...
平出修 「計画」
...西条詞の「ネクタイ屋の娘」といふのを練習する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その舞踏学校の可憐な学生達の花々しい稽古の様はこの形容詞の持つ感じに尽きた有様で...
牧野信一 「舞踏学校見物」
...イタリー語の歌詞に片仮名をつけて...
三浦環 「お蝶夫人」
...これも純然たる東京詞である...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...詞の新古は別としても...
森林太郎 「『新訳源氏物語』初版の序」
...きょうはその意地の悪い詞が出ないので...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...最後に約束のカソリックの誓詞が出て来たとき...
横光利一 「旅愁」
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