...「釧路」の釧(せん)の字が無いから大抵「くし路」としてあつた...
石川啄木 「菊池君」
...渠(かれ)が初めて此釧路に来たのは...
石川啄木 「病院の窓」
...腕釧(うでわ)も細い姿に...
泉鏡花 「印度更紗」
...舞い戻ったかと思うと戻り詰めずに再び沖合へ……釧路丸は...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...その釧路丸の調査について...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...「釧路丸は、日本海におりますよ」「え」船長がタジタジとなった...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...此夜、釧路港、近江屋泊...
高浜虚子 「五百句」
...釧路の白糠(しらぬか)村役場までは足寄を経て近道の山越えしても中途露宿して二十五里...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...釧路の方へは全くの生路である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一二狩勝トンネル延長参千九呎(フィート)六吋(インチ)釧路百十九哩(まいる)八分(ぶ)旭川七十二哩三分札幌百五十八哩六分函館三百三十七哩五分室蘭二百二十哩三千呎(フィート)の隧道(とんねる)を...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...北東の方には、石狩、十勝、釧路、北見の境上(きょうじょう)に蟠(わだかま)る連嶺(れんれい)が青く見えて来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...釧路町は釧路川口の兩岸に跨(またが)つて居る...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...釧路川と太平洋に挾まれた半島の岬端で、東面すれば太平洋、西面すれば釧路灣、釧路川、釧路町を眼下に見て、當面には海と平行して長く延いた丘の上、水色に冴えた秋の朝空に間(あはひ)隔てゝ二つ列むだ雄阿寒(をあかん)、雌阿寒(めあかん)の秀色を眺める...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...今残されている所は釧路や根室の原野(げんや)の湿地帯か...
中谷宇吉郎 「泥炭地双話」
...釧雲泉(くしろうんせん)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...釧雲泉、名は就(しう)、字は仲孚(ちゆうふ)、肥前国島原の人である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」釧雲泉の家は当時今の児玉郡本荘町にあつたと見える...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...永田氏の『蝦夷(えぞ)語地名解』には釧路白糠(しらぬか)郡ペシパケ岬...
柳田國男 「地名の研究」
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