...根室釧路の沖をかすめて西南に突進する...
有島武郎 「潮霧」
...此釧路を何日までも「日報」一つで独占しようとするのは無理な事で...
石川啄木 「菊池君」
...釧路へは船で來たんださうで...
石川啄木 「病院の窓」
...旭川新聞並びに釧路新聞の出張員等と一緒に料理屋へ行つた時...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...釧路(くしろ)へ行つてるが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...「釧路からまた登別ですと...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...確かに釧路丸と聞いた...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...釧路丸を捜す探偵の仲間入りをするんだ」「なんだって? お前が監視船に……」「うン...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...船側(サイド)には黒くまぎれもない釧路丸の三文字が...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...十勝國(とかちのくに)中川郡(なかがはごほり)釧路國(くしろのくに)足寄郡(あしよろごほり)に流(なが)るゝ斗滿川(とまむがは)の畔(ほとり)に牧塲(ぼくぢやう)を經營(けいえい)せしむ...
關寛 「命の鍛錬」
...その金原が今は根釧(こんせん)原野に開拓農民としてはいっている...
高見順 「いやな感じ」
...釧路の塘路(とおろ)では...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...然し汽車は釧路(くしろ)まで通うても...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...釧路川と太平洋に挾まれた半島の岬端で、東面すれば太平洋、西面すれば釧路灣、釧路川、釧路町を眼下に見て、當面には海と平行して長く延いた丘の上、水色に冴えた秋の朝空に間(あはひ)隔てゝ二つ列むだ雄阿寒(をあかん)、雌阿寒(めあかん)の秀色を眺める...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...八時過ぎの終列車で釧路に引返へす...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...釧路第一の料理亭...
野口雨情 「石川啄木と小奴」
...厚岸(あつけし)の海では海軍の演習があると云ふので此釧路の海も賑ふだらうと人々が話しあつてゐた...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...」釧雲泉の家は当時今の児玉郡本荘町にあつたと見える...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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