...モ一つは「釧路毎日新聞」と云つて...
石川啄木 「菊池君」
...「要するに釧路は慾の無い人と真面目な人の居ない所だ...
石川啄木 「菊池君」
...(明治40・2・1「釧路新聞」)...
石川啄木 「雲間寸觀」
...アノ男が何故恁(こんな)釧路あたりまで來るのかと驚いた...
石川啄木 「病院の窓」
...渠が初めて此釧路に來たのは...
石川啄木 「病院の窓」
...釧路丸を捜す探偵の仲間入りをするんだ」「なんだって? お前が監視船に……」「うン...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...一方の手に金釧を持ち...
田中貢太郎 「嬌娜」
...林学士は斯く云うた、北見、釧路、十勝に跨(またが)る針葉樹の処女林(しょじょりん)には、アイヌを連れた技師技手すら、踏み迷うて途方(とほう)に暮るゝことがある、其様(そん)な時には峰を攀(よ)じ、峰に秀(ひい)ずる蝦夷松椴松の百尺もある梢に猿(ましら)の如く攀じ上(のぼ)り、展望して方向をきめるのです、と...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...九月二十三日の朝釧路(くしろ)へ向ふ...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...九時近くくたびれ切つて釧路に着いた...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...北海道の京都釧路で尋ぬるM氏に會つて所要を果し...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...石狩の鮭と釧路の鮭とは...
豊島与志雄 「故郷」
...北海道の釧路(くしろ)で牧場を経営してゐる子供のない叔父の家にやられてゐたが...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...釧路の町の色々な人達に遇つた...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...釧路の町は快晴で...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...釧路の驛へ行くと...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...釧路へは八時頃着いた...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...伊藤氏へあいさつをして私は釧路をたつて帶廣へ行かうと思つた...
林芙美子 「摩周湖紀行」
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