...彼との釣り合いを気にしているようだった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魔性の女」
...その古色がその床の間や座敷の暗さと適宜な釣り合いを保つのだ...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...兄さんは危うくお父さんを殺すような目に会わして……のろいのことばまで吐いて来たくせに……もう今は……こんなとこで冗談なんか言うんですか……『財布か命か』なんて!」「それがどうしたというんだい? いけないっていうのかい? おれの分際に不釣り合いだというのかい?」「いいえ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...釣り合いのとれない構図...
永井隆 「この子を残して」
...それで経営上からいえば、北海道で四年に一度くらい冷害があることと、コロラドでやはり三、四年に一度雹害があることとが、丁度釣り合い、あと作付期間は両者ほとんど同じということになる...
中谷宇吉郎 「コロラド通信」
...ペンダア君にくらべると不釣り合いに若く...
西尾正 「墓場」
...身体の釣り合いや...
久生十蘭 「キャラコさん」
...釣り合いが取れていない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...すっかり釣り合いきらなかった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...本尊の姿の釣り合いは...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...またその釣り合いの微妙な美しさ...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...柱の太さと堂の大きさとの釣り合い...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...その屋根の縦横の釣り合いは唐招提寺金堂(とうしょうだいじこんどう)の屋根のようだと思えばよい...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...静止の姿においてはむしろ塔の各層の釣り合いが――たとえば軒の出の多い割合に軸部が低く屋根の勾配が緩慢で...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...しかしこのようにスラリとした釣り合いを加えたために...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...釣り合いのとれないチグハグなところがあった...
和辻哲郎 「漱石の人物」
...胴体の不自然な釣り合い...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...顔全体に対するその釣り合いが普通の人体におけるそれに近いために...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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