例文・使い方一覧でみる「金襴」の意味
スポンサーリンク...ドレスの金襴手がきらきら光っている... 
...彼女は金襴手の夜会服で来ていた...
...ギフトに金襴手の化粧箱を贈った...
...金襴手生地を使ったカーテンが素敵だね...
...この贅沢なお弁当箱には金襴手が施されている...
...」老人は金襴の袋から...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...金襴（きんらん）の帯を背負ひ...
太宰治 「富嶽百景」
...それは世界中が金襴（きんらん）になって踊り出すかのようでした...
夢野久作 「ルルとミミ」
...金襴（きんらん）や緞子（どんす）でこしらえた帯ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...金襴で装幀した砲術の巻物ではなくて...
野村胡堂 「江戸の火術」
...金襴の枕を取出すのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...臙脂（えんじ）の入った滝縞のお召に古金襴の丸帯をしめ...
久生十蘭 「予言」
...ゆらゆらとする微風に目も綾なる金襴の素袍（？）の袖を翻へし...
牧野信一 「バラルダ物語」
...それを白っぽい金襴の羽織などを着込んでわけもわからない処へ行ってけらけら笑ったりしやうといふのはあんまり失敬だと おれは考へた...
宮沢賢治 「あけがた」
...プラトンに長い・香をたきこめた・金襴緞子（どんす）の・ペルシア風ローブ〔衣裳〕を贈った...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...金襴（きんらん）の衣を着...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...古代箔（こだいはく）白地金襴の切が一枚なくなっていたんだ」和助はそこで栄二の顔を見まもった...
山本周五郎 「さぶ」
...「金襴の切のまちがいがあったとき...
山本周五郎 「さぶ」
...金襴の着物を着た儘王様の椅子を飛び降りて「ワンワンワンワン」と吠えながら一所懸命に追っかけました...
夢野久作 「犬の王様」
...金襴（きんらん）の帳（とばり）は裂いて棄ててあるし...
吉川英治 「新書太閤記」
...白絹の法衣（ほうえ）に白金襴（しろきんらん）の袈裟（けさ）をかけ...
吉川英治 「親鸞」
...白金襴（しろきんらん）の袈裟（けさ）や少僧都の法服をすでに脱いでいるのである...
吉川英治 「親鸞」
...赤地錦の――といっても余りに古びて金襴（きんらん）の光よりは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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