...(老人は名代の金聾(かなつんぼ)だが...
薄田泣菫 「茶話」
...しかし爺さんは金聾(かなつんぼ)だったので何も聞えなかった...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...「糞爺(くそじじ)いの金聾」と節(ふし)をつけていって...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...そこに乗っているのは長年見馴(みな)れたあの金聾(かなつんぼ)の爺(じい)さんではなく...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...金聾の爺さんの息子(むすこ)に違いない...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...叔母さんといふのは金聾(かなつんぼ)だから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...恐ろしい金聾(つんぼ)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...貧乏疲れの上の恐ろしい金聾で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...遠いといふより全くの金聾(かなつんぼ)であるほど耳が遠い...
若山牧水 「山寺」
...私はこの金聾の爺さんのほか...
若山牧水 「山寺」
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