...その心が金剛不壊なんです...
田山録弥 「新しい生」
...飽までその金剛不壊な心を保持して行くことが必要なんです』書斎から茶の間に行く廊下の硝子戸を透して...
田山録弥 「新しい生」
...根本は一毫も変りはしないと言つても好い位に金剛不壊であることを感じた...
田山録弥 「雨の日に」
...自然が金剛不壊(こんがうふえ)の力を以て流れてゐることを夢にも知らない...
田山録弥 「孤独と法身」
...箇の中にその金剛不壊なる全...
田山録弥 「孤独と法身」
...竟に竟に金剛不壊である...
田山録弥 「孤独と法身」
...静かに金剛不壊といふことを思ふ...
田山録弥 「谷合の碧い空」
...既に金剛不壊である...
田山録弥 「谷合の碧い空」
...金剛不壊の力を以て常に無窮に動いてゐるではないか...
田山録弥 「谷合の碧い空」
...その本体は常に金剛不壊の姿を保持してゐた...
田山録弥 「谷合の碧い空」
...愛慾もすべて金剛不壊の本体を背景にして...
田山録弥 「谷合の碧い空」
...却つて私に金剛不壊の本体を暗示した...
田山録弥 「谷合の碧い空」
...自然の無関心は、金剛不壊は、いま漸くそのまゝの姿を以て、私の心に続いて来て居るやうになつた...
田山録弥 「谷合の碧い空」
...水に入って溺(おぼ)れぬ金剛不壊(こんごうふえ)のからだだと号して寺内(じない)の蓮池(はすいけ)へ這入(はい)ってぶくぶくあるき廻ったもんだ」「死んだかい」「その時も幸(さいわい)...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...金剛不壊の真名古の信念は...
久生十蘭 「魔都」
...「おうッ!」と武士は金剛不壊(こんごうふえ)と受け止めたので剣の交叉から瞳をやきそうな火花が散った...
吉川英治 「剣難女難」
...これは立派な金剛不壊(こんごうふえ)の体をなしている...
吉川英治 「宮本武蔵」
...金剛不壊という言葉に似つかわしいほどなどつしりとした...
和辻哲郎 「樹の根」
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