...栗鼠(りす)や野鳩(のばと)をほんの二つ三つ射(う)ちとめたものである...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...ふしぎなあまいこゑをたててのどをからす野鳩のやうにおまへはわたしの思ひのなかでたはむれてゐる...
大手拓次 「藍色の蟇」
...家のうしろのシロ松の枝にせわしなくとまったりする野鳩の飛びかけりは大気を鳴りとよもす...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...また野鳩がこの森からあの森へわたるのに目を惹かれることもあった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
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立原道造 「優しき歌 ※[#ローマ数字1、1-13-21]・※[#ローマ数字2、1-13-22]」
...「僕は野鳩のつもりで打つたんだよ...
牧野信一 「南風譜」
...そのあたりを二三羽の野鳩が悠やかな円を描いてゐた...
牧野信一 「南風譜」
...両側の林では野鳩が鳴いてゐた...
三好達治 「測量船」
...野鳩の羽音におどろいて...
吉川英治 「三国志」
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