...とりあえず野陣を張る天幕はいいかね...
中里介山 「大菩薩峠」
...そしてかれらはその一夜をついに野陣のまま...
山本周五郎 「日本婦道記」
...県軍がきて野陣を張っているそうだから...
吉川英治 「三国志」
...山谷の賊は、ふくろの鼠としやすいが、野陣の敵兵は、押せばどこまでも、逃げられるので弱るよ」「ごもっともです」それにも、玄徳はただ、笑ってみせたのみであった...
吉川英治 「三国志」
...野陣の寄手は、砂塵と狂風に半日苦しんだ...
吉川英治 「三国志」
...で――城外に野陣を張り...
吉川英治 「三国志」
...味方はこの野陣のままでは...
吉川英治 「三国志」
...明日は野陣を払って立つときめた...
吉川英治 「三国志」
...野陣へひきとって...
吉川英治 「私本太平記」
...「これが都か」足利軍五千は、当座、二条の河原へかけて、野陣した...
吉川英治 「私本太平記」
...一部の将士はまだ焦土に野陣している有様だから...
吉川英治 「私本太平記」
...裾野陣(すそのじん)の降兵(こうへい)をくわえた約千余の人数を...
吉川英治 「神州天馬侠」
...裾野陣(すそのじん)のありさまを残りなく復命した...
吉川英治 「神州天馬侠」
...さらに敵の野陣や海べの軍船を焼(や)きたてて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...水屋(みずや)ノ原(はら)にかりの野陣をしいているのは...
吉川英治 「神州天馬侠」
...バタバタとここへ集団した野陣であるから...
吉川英治 「神州天馬侠」
...野陣(やじん)の殺気(さっき)である...
吉川英治 「神州天馬侠」
...野陣を払って犬山に向った...
吉川英治 「新書太閤記」
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